2010-11-16(Tue)
侵略!イカ娘 #07 狙われなイカ?/研究しなイカ?/働かなイカ?
本物だ、本当に本物だ!

無茶振りステージで芸に目覚めたイカ娘。

Aパートは原作第74話「監視しなイカ?」と第62話「狙われなイカ?」のミックス。侵略者イカ娘唯一の理解者(?)である渚メインのエピソードです。イカ娘が来ないままれもんでのバイトを終えてホッと一息の渚を栄子が自宅へ誘って歓迎パーティへ。
にこやかに挨拶を交わして相沢家へ上がった渚、しかし待ち構えていたイカ娘の脅しを受けて恐怖のズンドコです。そんな怖がらなくてもいいのに律儀だなあ。いつの間にか相沢家を侵略済みのイカ娘に渚は恐い考えを巡らせ…ただの居候なのに(笑。渚はイカ娘に対し単なる「異生物への恐怖」に留まらず、侵略プロセスを想像した上できちんと「侵略者」として怖がっています。この想像力を他に生かせば印税生活も夢ではなさそうですが、イカ娘にしか向けられないのは才能の無駄遣いとしか。
バイトに来なかったイカ娘は相沢家で歓迎パーティの準備を手伝っていたのですね。そして渚が来るのを今か今かと待っていた。ああもうどんだけ渚が好きなんだ。それはそうといくらパーティとはいえコロッケ作りすぎなんじゃ? この幸せは私が守る!と決意の渚はそのまま泊まることに。
そして就寝、すっかり居着いているせいかイカ娘用の布団がありますよ。寝入った栄子を確認したイカ娘は深夜の侵略作戦を開始、その様子をドキドキ注視する渚でしたが…ゲームやりたいだけかい!
「狙われてるんだ、私」
明けて翌朝、イカ娘の狙いを怖い方へ怖い方へ想像して止まらない渚。怖い想像を巡らせる向こうで繰り広げられる朝食バトルの呑気さがいいね。そして渚はイカ娘の狙いから逃れるため「怖がらない」ことを決意、このアクロバティックな思考はイカ娘の心を深く傷付けてしまったようです(笑
「みんなに受け入れられる侵略者がいてもいいと思うぞ?」
栄子は栄子でこれまたわけわからん慰め、しかしこの言葉で立ち上がったイカ娘は渚と仲直り…でもやっぱり怖い!ってないつものオチ。

Bパートは原作第86話「女王様じゃなイカ?」と第87話「研究所へ行かなイカ?」のミックス。侵略者の威厳を高めるため女王様ごっこに興じるイカ娘&たける、そこへ現れたシンディーも下僕を名乗り出ますが…条件付きの下僕ってのも何だか(笑。原作だとこのシーンに早苗も参加するのだけれどアニメでは無し、これはBパート後半の研究所シーンに早苗の出番が無く、またここで交わされる早苗との条件(また家へ来ること)を消化する尺が無いため出番ごとオミットしたのかも。
「対等な人間がいなくなったらお前は本当に一人ぼっちになっちまうんだぞ!」
羽交い締めの栄子へ触手こちょこちょ攻撃、この小規模さがじつにイカ娘らしいですね。監視椅子にふんぞり返って女王様気取りのイカ娘へかけた言葉はちょっといい話ですが侵略者へかける言葉じゃないような…イカ娘を侵略者と思っているのは渚だけか。
シンディーとの約束で研究所へ向かうみなさん。れもんから徒歩数分の所にこんな要塞みたいな施設が! そこへ集う研究員はシンディーに負けず劣らずの個性派揃いでした。宇宙人へ向ける過剰な愛情の出力先を間違えている、超有能なのに才能を無駄遣いしすぎている三バカトリオの登場です。頭が良すぎて一周しちゃってる人たち。
まあやってることは懐かしの10回クイズなのですが(笑。今どきこんなのに引っかかる素直なイカ娘、三バカへの逆襲を狙うも引っかからず…こんなのに引っかかるのはバカだけデース! この「オチているのかオチていないのかわからないまま力が抜けて終わる」微妙絶妙な締め、投げっぱなしのオチはじつにイカ娘のノリですね。まんがで言えば原稿のラスト1枚が落丁しているんじゃ?と思えるほど「これで終わり?」的な。当然ですが原作まんがはアニメ以上に「イカ娘らしいオチ」の連続なので、アニメで興味を持って「原作まんがを買ってみよう」って方は一気に揃えずまず一冊買って相性を確かめてからのが吉かと。

Cパートは原作第107話「中の人じゃなイカ?」と第114話「南風で働かなイカ?」のミックス。「中の人」とは言うまでもなくアニメ第4話で描かれたニセイカ娘の中の人です。内気な彼女をナンパから救った栄子…結局そのままれもんへ連れてきちゃいました。
女子キャラがたくさん出る割に色気度がほぼゼロの本作に於いて貴重なグラマラスボディ、着慣れないユニフォームをグッと掴んでムネ寄せポーズはスタイルの良さを強調してますね。シャツを押し上げるムネにクラクラの男性客、おかげでれもんは大入りでイカ娘も大忙しです。忙しく働いているのに客から邪険にされてかわいそう…本物が偽物に負けた瞬間でした。あははは。
極度の恥ずかしがり屋を克服するためニセイカ娘はれもんで修行、その代わりにイカ娘を借りていくぜ!とイカ娘は南風へ。そろばん弾いてトレードをあっさり承諾する姉さんひどいよ(笑

連れてこられた「南風」でいったい何をしたら? 戸惑うイカ娘へ命じられた「看板娘」の仕事は字面マンマじゃなイカ! ただ立っているだけでは何なので客引きを始めたイカ娘、珍しく気を利かせたのに怒られてかわいそうに。しかしイカ娘の受難はここからが本番でありました。
「後は好きにしてくれ!」
店内の仕事と言われて中へ入ると立派なステージに立たされて究極の無茶振り、これはイカ娘じゃなくてもキッツイよねえ。客のイカスミパスタを見てイカスミを吹くとこれが大ウケ、ウケる快感に酔ったイカ娘は調子に乗って隠し芸大会状態です。れもんで小間使いしてるよりこっちのが合ってるんじゃ? 相変わらず子供にも大人気みたいですし(笑
れもんで一日働いて素顔の接客にだいぶ慣れてきたニセイカ娘が普通にかわいい。普通って言うなあ! 仕事を終えて送るついでにイカ娘の様子を見に行きましょう。
イカ娘のステージはついに神ドラマーの領域に達していました。そりゃ10本の触手を操れば凄いドラムを叩けそうです。反則だよこりゃ。芸人、もとい芸イカの才能は溢れんばかりなのに侵略だけ上手くいかないイカ娘の嘆きは切ないね(笑
というわけで今回は少々強引ながら「才能の無駄遣い」三編かな? EDはUFOが登場、途中で止まって牛を吸い上げる芸の細かさに笑った。
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無茶振りステージで芸に目覚めたイカ娘。

Aパートは原作第74話「監視しなイカ?」と第62話「狙われなイカ?」のミックス。侵略者イカ娘唯一の理解者(?)である渚メインのエピソードです。イカ娘が来ないままれもんでのバイトを終えてホッと一息の渚を栄子が自宅へ誘って歓迎パーティへ。
にこやかに挨拶を交わして相沢家へ上がった渚、しかし待ち構えていたイカ娘の脅しを受けて恐怖のズンドコです。そんな怖がらなくてもいいのに律儀だなあ。いつの間にか相沢家を侵略済みのイカ娘に渚は恐い考えを巡らせ…ただの居候なのに(笑。渚はイカ娘に対し単なる「異生物への恐怖」に留まらず、侵略プロセスを想像した上できちんと「侵略者」として怖がっています。この想像力を他に生かせば印税生活も夢ではなさそうですが、イカ娘にしか向けられないのは才能の無駄遣いとしか。
バイトに来なかったイカ娘は相沢家で歓迎パーティの準備を手伝っていたのですね。そして渚が来るのを今か今かと待っていた。ああもうどんだけ渚が好きなんだ。それはそうといくらパーティとはいえコロッケ作りすぎなんじゃ? この幸せは私が守る!と決意の渚はそのまま泊まることに。
そして就寝、すっかり居着いているせいかイカ娘用の布団がありますよ。寝入った栄子を確認したイカ娘は深夜の侵略作戦を開始、その様子をドキドキ注視する渚でしたが…ゲームやりたいだけかい!
「狙われてるんだ、私」
明けて翌朝、イカ娘の狙いを怖い方へ怖い方へ想像して止まらない渚。怖い想像を巡らせる向こうで繰り広げられる朝食バトルの呑気さがいいね。そして渚はイカ娘の狙いから逃れるため「怖がらない」ことを決意、このアクロバティックな思考はイカ娘の心を深く傷付けてしまったようです(笑
「みんなに受け入れられる侵略者がいてもいいと思うぞ?」
栄子は栄子でこれまたわけわからん慰め、しかしこの言葉で立ち上がったイカ娘は渚と仲直り…でもやっぱり怖い!ってないつものオチ。

Bパートは原作第86話「女王様じゃなイカ?」と第87話「研究所へ行かなイカ?」のミックス。侵略者の威厳を高めるため女王様ごっこに興じるイカ娘&たける、そこへ現れたシンディーも下僕を名乗り出ますが…条件付きの下僕ってのも何だか(笑。原作だとこのシーンに早苗も参加するのだけれどアニメでは無し、これはBパート後半の研究所シーンに早苗の出番が無く、またここで交わされる早苗との条件(また家へ来ること)を消化する尺が無いため出番ごとオミットしたのかも。
「対等な人間がいなくなったらお前は本当に一人ぼっちになっちまうんだぞ!」
羽交い締めの栄子へ触手こちょこちょ攻撃、この小規模さがじつにイカ娘らしいですね。監視椅子にふんぞり返って女王様気取りのイカ娘へかけた言葉はちょっといい話ですが侵略者へかける言葉じゃないような…イカ娘を侵略者と思っているのは渚だけか。
シンディーとの約束で研究所へ向かうみなさん。れもんから徒歩数分の所にこんな要塞みたいな施設が! そこへ集う研究員はシンディーに負けず劣らずの個性派揃いでした。宇宙人へ向ける過剰な愛情の出力先を間違えている、超有能なのに才能を無駄遣いしすぎている三バカトリオの登場です。頭が良すぎて一周しちゃってる人たち。
まあやってることは懐かしの10回クイズなのですが(笑。今どきこんなのに引っかかる素直なイカ娘、三バカへの逆襲を狙うも引っかからず…こんなのに引っかかるのはバカだけデース! この「オチているのかオチていないのかわからないまま力が抜けて終わる」微妙絶妙な締め、投げっぱなしのオチはじつにイカ娘のノリですね。まんがで言えば原稿のラスト1枚が落丁しているんじゃ?と思えるほど「これで終わり?」的な。当然ですが原作まんがはアニメ以上に「イカ娘らしいオチ」の連続なので、アニメで興味を持って「原作まんがを買ってみよう」って方は一気に揃えずまず一冊買って相性を確かめてからのが吉かと。

Cパートは原作第107話「中の人じゃなイカ?」と第114話「南風で働かなイカ?」のミックス。「中の人」とは言うまでもなくアニメ第4話で描かれたニセイカ娘の中の人です。内気な彼女をナンパから救った栄子…結局そのままれもんへ連れてきちゃいました。
女子キャラがたくさん出る割に色気度がほぼゼロの本作に於いて貴重なグラマラスボディ、着慣れないユニフォームをグッと掴んでムネ寄せポーズはスタイルの良さを強調してますね。シャツを押し上げるムネにクラクラの男性客、おかげでれもんは大入りでイカ娘も大忙しです。忙しく働いているのに客から邪険にされてかわいそう…本物が偽物に負けた瞬間でした。あははは。
極度の恥ずかしがり屋を克服するためニセイカ娘はれもんで修行、その代わりにイカ娘を借りていくぜ!とイカ娘は南風へ。そろばん弾いてトレードをあっさり承諾する姉さんひどいよ(笑

連れてこられた「南風」でいったい何をしたら? 戸惑うイカ娘へ命じられた「看板娘」の仕事は字面マンマじゃなイカ! ただ立っているだけでは何なので客引きを始めたイカ娘、珍しく気を利かせたのに怒られてかわいそうに。しかしイカ娘の受難はここからが本番でありました。
「後は好きにしてくれ!」
店内の仕事と言われて中へ入ると立派なステージに立たされて究極の無茶振り、これはイカ娘じゃなくてもキッツイよねえ。客のイカスミパスタを見てイカスミを吹くとこれが大ウケ、ウケる快感に酔ったイカ娘は調子に乗って隠し芸大会状態です。れもんで小間使いしてるよりこっちのが合ってるんじゃ? 相変わらず子供にも大人気みたいですし(笑
れもんで一日働いて素顔の接客にだいぶ慣れてきたニセイカ娘が普通にかわいい。普通って言うなあ! 仕事を終えて送るついでにイカ娘の様子を見に行きましょう。
イカ娘のステージはついに神ドラマーの領域に達していました。そりゃ10本の触手を操れば凄いドラムを叩けそうです。反則だよこりゃ。芸人、もとい芸イカの才能は溢れんばかりなのに侵略だけ上手くいかないイカ娘の嘆きは切ないね(笑
というわけで今回は少々強引ながら「才能の無駄遣い」三編かな? EDはUFOが登場、途中で止まって牛を吸い上げる芸の細かさに笑った。
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