2011-01-08(Sat)
魔法少女まどか☆マギカ #01 夢の中で会った、ような・・・・・
今期のシャフトはオリジナル魔法少女。

2011年1月期新番レビュー第3弾です。
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2011年1月期新番レビュー第3弾です。
発表時から楽しみにしていたシャフトオリジナルの魔法少女モノ「魔法少女まどか☆マギカ」。原作無しだとなかなか当たらない風潮の昨今にシャフトの気概はどこまで通じるか? 視聴者のほとんどがイコールコンディション、すなわち「誰も結末を知らない」物語はネタバレの危惧も無く、レビューを書くのも読むのも楽しいため私的にオリジナルアニメは大歓迎。
監督は言わずと知れた新房昭之氏。何かと特殊な演出技法が取りざたされる氏ですが、無印なのはさんの監督を務めた経歴は伊達ではありますまい。独特の柔らかタッチのキャラ原案は蒼樹うめ氏、キャラデザは岸田隆宏氏です。絶望先生OADにて暴れていた劇団イヌカレーが「異空間設計」としてレギュラーで参加、あの柔らかいキャラとイヌカレーの異空間は相性よろしくなさそうだけれどどうなりますやら。

主人公「鹿目まどか」が目撃した戦闘現場、どこぞの異空間にて巨大な敵と戦う少女はやがて倒れ、すると傍で見ていた謎の小動物が話しかけてきました。
「避けようのない滅びや嘆き、全てキミが覆せばいい」
これがどこなのか? 少女は何と戦っているのか? 現状は全て謎ですが追々明かされていくのでしょう。てな所で目が覚めたまどか、夢での告知はこの手の開幕として王道ですね。
OPはClariS歌唱による「コネクト」。魔法の修行(?)に憂鬱そうな表情のまどかが曲の盛り上がりと共に上がっていく、カット割りやレイアウトなどなどいかにもシャフト流の映像は好印象でした。曲もいいね。ちなみにOPではぱんつが見えるけれど本編では無し(笑。何故か二人組の変身シーンは肌も露わで本編でのお披露目が楽しみです。一瞬入ったスカート内の描写、これを見る限りフレッシュプリキュアのスカートと同様みたいな。

自宅朝のシーンは合わせ鏡が印象的でした。ガラス張りの洗面所にて背後の窓を鏡に見立てた合わせ鏡、この自宅シーンもそうですが後で出てくる教室も壁が全てガラスで素通し、これが本当に「ガラス」なのか、それとも壁をガラスに見立てている演出なのか、ともあれこのクリアな雰囲気が本作の特徴になっています。まどかが日常を過ごす空間は透明感に溢れ、違和感を覚えるほど常に光が満ちている。
母ちゃんのお道具は工程順に数字が入っていたり芸コマ。女の人は毎朝大変だよねえ。おっさんなんて顔洗って乳液塗ればオシマイだもの(笑。母ちゃんとガールズトークに花を咲かせながら、赤いリボンと黄色いリボンで悩むまどか。こんな所からもおとなしめな様子が窺えます。一方即答でイケイケの母ちゃんはさすが(笑
お約束の食パンくわえて朝の出動、合流したクラスメイトの子たちと合わせてスカートの短さがハンパないです。この丈でぱんつ見せないんだからもはやゲージツ的ですね。青髪ショートの「美樹さやか」とはキャッキャウフフとじゃれ合う仲、そんな風景を眺めるモテモテ美少女お嬢様は「志築仁美」とこれがとりあえずまどかを取り巻く人々でしょうか。いちいちちょこまか動き、表情をくるくる変える彼女たちを見ているとほんわか気分になりますね。
朝の教室にて先生は不機嫌な様子。目玉焼きは固焼きでも半熟でもいいけれど半熟のほうが好きだな(笑。前述のとおり教室はガラス張り、シースルーの壁の向こうを黒髪ロングの美少女が歩いてきて転校生の紹介へ。

堂に入った転校生の「暁美ほむら」、夢で見た少女とそっくりなほむらにまどかは戸惑い、一方のほむらはびしびしとガン飛ばしてますよ!? 思わず目を逸らしてしまうまどか、しかしまどかの受難はまだ始まったばかりでした。
クラスメイトに囲まれて大注目のほむらは「保健室へ行きたい」と席を立ち、保健委員のまどかをご指名。アオリ顔から見下ろす表情が怖いって。その後二人で保健室へ向かうもほむらは案内も無しにサッサと歩き…保健委員の件は先生に聞いたと言っていたけれどおそらく全て知っているのでしょう。
先を歩くほむらへおっかなびっくり話しかけるまどかはこれまた性格が窺えるシーン、一方のほむらはまどかの言葉を聞く度に何故か歯を軋ませています。その怒りが臨界に達したのかパッと振り向くとまどかと対峙。言葉を重ねる度に明度が下がり、先程までの賑やかな校内から一転して薄暗く誰もいない風景でのやり取りはほむらの重さが伝わってきます。
「今とは違う自分になろうだなんて絶対に思わないことね」
まるで冒頭の「夢」の会話を聞いていたかのような言葉。どうやらほむらはまどかの参戦を望んでいないようです。

Bパートは文武両道に長けたほむらの描写から。まあこの辺はお約束か。どうでもいいけどグランドで立位前屈の子のムネがでかすぎて驚いた(笑。しかし今どきブルマの中学校があるのだろうか。ほんとどうでもいい。
学校帰りのお茶タイム。ほむらを絡めた夢の話をマジメに話すも聞き手の二人は笑うばかりです。そりゃそうだろう。お稽古事で中座の仁美、残った二人はCDショップにお買い物へ。この辺のシーンもちょこまかよく動いてかわいいかわいい。
そして話は急展開へ。ヘッドホンをかけて試聴していたまどかへ直接聞こえた助けを求める声。これ見た100人が100人とも無印なのはさんの冒頭、ユーノくんの声を思い出したでしょう(笑。まどかの後で試聴しているさやかがニーソ履いてるのはさっそくのポカ?

謎の声に呼ばれるまま、まどかは改装中のフロアへ。ビビりながら探索していると突然落ちてきた血塗れの小動物、そしてほむらが現れました。例の夢では敵対関係っぽくなかったのに何故小動物を襲うのか? 必死に叫ぶまどかを冷たく見下ろすほむら…何だかヤバい雰囲気の二人を割った消化噴射は追って来たさやかによるものでした。とりあえず逃げろ!
すると周囲は異空間へ。ほむらの表情からしてこれは第三者によるもの? あまりに先鋭的なイヌカレー時空は本作の作風に合っているのかどうなのか…おどろしさは必要以上に感じさせるけれどコラージュの時空に平坦なキャラ絵は少々浮いているような気がします。光に溢れる日常描写からの暗転、さらにイヌカレー時空との違和感にて日常とのコントラストは十分すぎる演出ですが成否の結論を出すにはまだ早いね。しかし平坦と言えば本作のキャラ絵は正面顔と横顔があまりに別人でちょっと笑った。正面顔が平目すぎるのだろうけれどもう少し統一できないものか。

イヌカレー時空にて大ピンチの二人+一匹、てな所へ救いの女神が登場しました。金髪ドリルのおっぱいさん、自己紹介前の一仕事は片足を軸にくるりとターンし、光に包まれた変身バンクで魔法少女へオープンマイハート(違)です。でもプリキュアのバンクを見慣れているとどうにも手抜きっぽい…おっぱいはメガ盛りでしたが。繰り出した百万本の火縄銃は強烈すぎてあまり魔法少女っぽくないかも(笑
「飲み込みが悪いわね。見逃してあげるって言ってるのよ」
あっさりと敵を撃退した金髪ドリルさんは壇上のほむらへピシャリ。うおお! かっこいい! ムーンライトさんレベルの怖さですね。いやあっちはこんなものではないか。ドリルさんに圧されたかほむらは素直に退場、そしてドリルさんの治療魔法にて意識を取り戻したキュウべぇがまどかたちに「契約」を申し出てて初回の引きです。というわけで初回はまどか&さやかの変身なし、本格始動は次回からかな。
キャラ原案があの絵柄なのでもっとほわほわした魔法少女モノを予想していたけれど、思ったよりもかなり黒っぽいみたい。先の予想が付かないだけに次回が楽しみです。

エンドカードはハノカゲ氏。本作のコミカライズを担当される方らしいです。
監督は言わずと知れた新房昭之氏。何かと特殊な演出技法が取りざたされる氏ですが、無印なのはさんの監督を務めた経歴は伊達ではありますまい。独特の柔らかタッチのキャラ原案は蒼樹うめ氏、キャラデザは岸田隆宏氏です。絶望先生OADにて暴れていた劇団イヌカレーが「異空間設計」としてレギュラーで参加、あの柔らかいキャラとイヌカレーの異空間は相性よろしくなさそうだけれどどうなりますやら。

主人公「鹿目まどか」が目撃した戦闘現場、どこぞの異空間にて巨大な敵と戦う少女はやがて倒れ、すると傍で見ていた謎の小動物が話しかけてきました。
「避けようのない滅びや嘆き、全てキミが覆せばいい」
これがどこなのか? 少女は何と戦っているのか? 現状は全て謎ですが追々明かされていくのでしょう。てな所で目が覚めたまどか、夢での告知はこの手の開幕として王道ですね。
OPはClariS歌唱による「コネクト」。魔法の修行(?)に憂鬱そうな表情のまどかが曲の盛り上がりと共に上がっていく、カット割りやレイアウトなどなどいかにもシャフト流の映像は好印象でした。曲もいいね。ちなみにOPではぱんつが見えるけれど本編では無し(笑。何故か二人組の変身シーンは肌も露わで本編でのお披露目が楽しみです。一瞬入ったスカート内の描写、これを見る限りフレッシュプリキュアのスカートと同様みたいな。

自宅朝のシーンは合わせ鏡が印象的でした。ガラス張りの洗面所にて背後の窓を鏡に見立てた合わせ鏡、この自宅シーンもそうですが後で出てくる教室も壁が全てガラスで素通し、これが本当に「ガラス」なのか、それとも壁をガラスに見立てている演出なのか、ともあれこのクリアな雰囲気が本作の特徴になっています。まどかが日常を過ごす空間は透明感に溢れ、違和感を覚えるほど常に光が満ちている。
母ちゃんのお道具は工程順に数字が入っていたり芸コマ。女の人は毎朝大変だよねえ。おっさんなんて顔洗って乳液塗ればオシマイだもの(笑。母ちゃんとガールズトークに花を咲かせながら、赤いリボンと黄色いリボンで悩むまどか。こんな所からもおとなしめな様子が窺えます。一方即答でイケイケの母ちゃんはさすが(笑
お約束の食パンくわえて朝の出動、合流したクラスメイトの子たちと合わせてスカートの短さがハンパないです。この丈でぱんつ見せないんだからもはやゲージツ的ですね。青髪ショートの「美樹さやか」とはキャッキャウフフとじゃれ合う仲、そんな風景を眺めるモテモテ美少女お嬢様は「志築仁美」とこれがとりあえずまどかを取り巻く人々でしょうか。いちいちちょこまか動き、表情をくるくる変える彼女たちを見ているとほんわか気分になりますね。
朝の教室にて先生は不機嫌な様子。目玉焼きは固焼きでも半熟でもいいけれど半熟のほうが好きだな(笑。前述のとおり教室はガラス張り、シースルーの壁の向こうを黒髪ロングの美少女が歩いてきて転校生の紹介へ。

堂に入った転校生の「暁美ほむら」、夢で見た少女とそっくりなほむらにまどかは戸惑い、一方のほむらはびしびしとガン飛ばしてますよ!? 思わず目を逸らしてしまうまどか、しかしまどかの受難はまだ始まったばかりでした。
クラスメイトに囲まれて大注目のほむらは「保健室へ行きたい」と席を立ち、保健委員のまどかをご指名。アオリ顔から見下ろす表情が怖いって。その後二人で保健室へ向かうもほむらは案内も無しにサッサと歩き…保健委員の件は先生に聞いたと言っていたけれどおそらく全て知っているのでしょう。
先を歩くほむらへおっかなびっくり話しかけるまどかはこれまた性格が窺えるシーン、一方のほむらはまどかの言葉を聞く度に何故か歯を軋ませています。その怒りが臨界に達したのかパッと振り向くとまどかと対峙。言葉を重ねる度に明度が下がり、先程までの賑やかな校内から一転して薄暗く誰もいない風景でのやり取りはほむらの重さが伝わってきます。
「今とは違う自分になろうだなんて絶対に思わないことね」
まるで冒頭の「夢」の会話を聞いていたかのような言葉。どうやらほむらはまどかの参戦を望んでいないようです。

Bパートは文武両道に長けたほむらの描写から。まあこの辺はお約束か。どうでもいいけどグランドで立位前屈の子のムネがでかすぎて驚いた(笑。しかし今どきブルマの中学校があるのだろうか。ほんとどうでもいい。
学校帰りのお茶タイム。ほむらを絡めた夢の話をマジメに話すも聞き手の二人は笑うばかりです。そりゃそうだろう。お稽古事で中座の仁美、残った二人はCDショップにお買い物へ。この辺のシーンもちょこまかよく動いてかわいいかわいい。
そして話は急展開へ。ヘッドホンをかけて試聴していたまどかへ直接聞こえた助けを求める声。これ見た100人が100人とも無印なのはさんの冒頭、ユーノくんの声を思い出したでしょう(笑。まどかの後で試聴しているさやかがニーソ履いてるのはさっそくのポカ?

謎の声に呼ばれるまま、まどかは改装中のフロアへ。ビビりながら探索していると突然落ちてきた血塗れの小動物、そしてほむらが現れました。例の夢では敵対関係っぽくなかったのに何故小動物を襲うのか? 必死に叫ぶまどかを冷たく見下ろすほむら…何だかヤバい雰囲気の二人を割った消化噴射は追って来たさやかによるものでした。とりあえず逃げろ!
すると周囲は異空間へ。ほむらの表情からしてこれは第三者によるもの? あまりに先鋭的なイヌカレー時空は本作の作風に合っているのかどうなのか…おどろしさは必要以上に感じさせるけれどコラージュの時空に平坦なキャラ絵は少々浮いているような気がします。光に溢れる日常描写からの暗転、さらにイヌカレー時空との違和感にて日常とのコントラストは十分すぎる演出ですが成否の結論を出すにはまだ早いね。しかし平坦と言えば本作のキャラ絵は正面顔と横顔があまりに別人でちょっと笑った。正面顔が平目すぎるのだろうけれどもう少し統一できないものか。

イヌカレー時空にて大ピンチの二人+一匹、てな所へ救いの女神が登場しました。金髪ドリルのおっぱいさん、自己紹介前の一仕事は片足を軸にくるりとターンし、光に包まれた変身バンクで魔法少女へオープンマイハート(違)です。でもプリキュアのバンクを見慣れているとどうにも手抜きっぽい…おっぱいはメガ盛りでしたが。繰り出した百万本の火縄銃は強烈すぎてあまり魔法少女っぽくないかも(笑
「飲み込みが悪いわね。見逃してあげるって言ってるのよ」
あっさりと敵を撃退した金髪ドリルさんは壇上のほむらへピシャリ。うおお! かっこいい! ムーンライトさんレベルの怖さですね。いやあっちはこんなものではないか。ドリルさんに圧されたかほむらは素直に退場、そしてドリルさんの治療魔法にて意識を取り戻したキュウべぇがまどかたちに「契約」を申し出てて初回の引きです。というわけで初回はまどか&さやかの変身なし、本格始動は次回からかな。
キャラ原案があの絵柄なのでもっとほわほわした魔法少女モノを予想していたけれど、思ったよりもかなり黒っぽいみたい。先の予想が付かないだけに次回が楽しみです。

エンドカードはハノカゲ氏。本作のコミカライズを担当される方らしいです。
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