2011-01-24(Mon)
ハートキャッチプリキュア! #48 地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!
「今、万感の思いを込めて!」

ダークプリキュアの最期、そしてデューンとの決戦へ。

アバンは荒廃した地球にてツーショットの番くん&なみなみ。プリキュアたちが留守の間にもデザートデビルは引き続き暴れ回っているようで、しかしその様子を見ても番くんはプリキュアを信じ、絶望の表情は見せません。いい男だねえ。そりゃなみなみも惚れるわ(違?
さて前回引きにてハートキャッチされたダークさん。手から溢れたプリキュアの種、そこからグッと引いて倒れる姿は敵キャラながら痛ましい。まああの気合でハートキャッチされちゃたいてい即KOでしょうが…それでもまだダークさんの姿を保っているのはくるくるしゅわしゅわの浄化ターンが無かったせい?
そしてムーンライトさんとサバークとの親子対面へ。目にいっぱいの涙を溜め「娘」へ戻って駆け寄るムーンライトさん、ここは普段の無愛想&司令官っぷりからのギャップが効いています。とはいえムーンライトさんは元々「泣き虫」なんだよね…今までどんだけ無理をしてきたのか、無理した分だけ溜まった涙が溢れているのでしょう。しかしマスクが外れた父ちゃんは妙にイケメンだなあ(笑
「魔法のようにみんなが幸せになる方法など無い」
ここで父ちゃんがサバークとなった経緯を説明。心の大樹の研究に行き詰まった月影博士はデューンと出会い、力を得る引き替えに心を失いサバークとなった。思っていたよりシンプルな経緯でしたが…メイン視聴者が子供向けなのでこの辺にあまり凝っても無意味なのでしょう。ともあれその「罪」を悔いてムーンライトさんを抱き締められない博士の思いは見ていて辛い。

「キュアムーンライト、サバーク博士から離れろ!」
転がったプリキュアの種を手に取ると弱々しく立ち上がり、胸のクリスタル(ダークさんの種?)が砕け散りながら親子対面をキッと睨み、そして必死の叫び。その叫びに一瞬キッとなるムーンライトさん、しかし博士はムーンライトさんを置いてダークさんの所へ行ってしまう。ここで見せるムーンライトさんの表情変化がまた細かいのだなあ。また高山さんの演技も凄まじかった。自由が効かなくなった体を引きずりながら絞り出す心の叫びから今際の際のセリフまで、いやはやベテラン声優ってのは凄いね。
「キュアムーンライトを倒すためだけに存在する、心のない人形」と呼ばれたそれは、しかし「父親を思う気持ち」があった。ゆりさんの体の一部を使って作られた「妹」はゆりさん同様に父親を思う心が芽生えていたのか。それはそうと培養中のコドモダークさんがかわいい。ここで成長を止めても良かったのに(そんな
ダークさんの「父親を求める心」が成就されたのか、博士の腕に抱かれたダークさんは光に包まれて昇天。「お父さん…」と呟きながら優しい表情でムーンライトさんを見つめ、そして「父親」に見守られながらの最期は画面が歪んでよく見えません。ううう。

そんな感動の最期を拍手で高みの見物、月を背負っていかにもな態度で登場する男はラスボスたるデューンです。やっと出てきたか。こう言っちゃ何だけど今までのシリーズにて最も影が薄いラスボスなんじゃ?(笑。月影博士がサバークへ変わるとき、その現場を男爵&オリビエが見ていました。つまり映画版にてゆりさんと接触した時に彼らは真実を知っていたのか。何となくそんな気はしていたけれど明らかになってスッキリ。
そしてデューンとの最終決戦へ。ここからのアクションは何度も言うけれど少女向けアニメの範疇を大幅に超えた、それどころかたいていのアニメ作品にて頂点を狙えるんじゃないか?と思わせる超絶肉弾アクションです。少女ものということで鼻にも掛けない多くのアニメファンはじつにもったいないことをしていると思う。余計なお世話ですけど。
自由自在なカメラワークで動き回る超絶作画、激しい攻撃を仕掛けては離れ、すると次の攻撃手が入れ替わり立ち替わりの波状攻撃を繰り返す博士&ムーンライトさん…博士ってば生身なのに強えええ! さすが生身でスナッキーを蹴散らすゆりさんの父ちゃんだけのことはあります。

ここまでほとんど空気だったブロッサムも参戦。ここで目立っておかないと残り時間がもう無いぞ!(笑。三人体勢にて繰り返される激しい攻撃、しかしデューンは涼しい顔でかわしながらキツイ一発で反撃です。何この力の差。一発受けただけでプリキュアの変身は強制解除され…ゆりさんの白ドレスだ!(喜んでる場合か
デューンが放ったトドメの一発。すると博士が立ち上がって光球を手に包み、一人犠牲でみんなを助けるお約束へ。せっかく親子の対面を果たしたというに直後にこれではさすがのゆりさんも自分を見失うでしょう。キッツイなあ、というかメイン視聴者の女の子たちは付いて来てるかい?

怒髪を揺らしながら据わった目でデューンへ向かうゆりさん、しかしつぼみはそんなゆりさんの手を握って止めます。高まった感情を止められないゆりさんはつぼみの手を振りほどこうとするけれどつぼみは決して離さない。憎しみの力ではプリキュアは勝てないのです。自分たちは何のために戦ってきたのか。
「月影ゆり! あなたが何をしたいのか、何をするべきなのか、そして何のために戦うのか、自分で考えてください!」
以前ゆりさんから言われたセリフを涙ながらに返すつぼみ、プリキュアは憎しみや悲しみを晴らすために戦うのではない。これまでの戦いでゆりさんから教わったことを、心が折れて暴走寸前のゆりさんへ伝える。つぼみも成長したなあ(お父さんの目。そんなつぼみに目を細め、差し出された種の欠片に手を重ねる「HEART GOES ON」が流れて二人の変身へ…熱すぎる演出にもう画面が見えません。しかし先輩の名前を呼び捨てて目を覚まさせる流れは「トップを狙え!」のクライマックスを思い出させますね。あれも熱かったっけ。

二人のこの手が真っ赤に燃える!
幸せ掴めと轟き叫ぶ!
爆裂! GOD FINGER! 石破LOVELOVE天驚拳!
変身した二人のタッグがこれまた熱かった。ひとしきりの波状攻撃の後、向き合った二人がパンッ!と手を取り合って石破LOVELOVE天驚拳(違)もといマーブルスクリューインパクト(これも違う)発動の流れはキマりすぎてて全身さぶいぼですよ。アングルといいタイミングといい表情といいプリキュアの伝統芸みたいな大技、まさかこのペアでこんな技を見られるとは。

垂直上昇からの空中戦も熱い熱い。この激しいアクションはそこらの劇場アニメより凄いんじゃ? 馬越作監さらに超豪華原画陣の賜物たるこの超絶アクションを私は忘れないでありましょう。地上スレスレの飛行カットからデューンの反撃、休むことなく続くアクションはいったい何枚使っているのやら。
デューン砲の直撃に一瞬固まる二人、しかし爆煙が晴れるとそこには黄色く輝くサンフラワーイージスが! 「待たせたな!」と言わんばかりのニヤマリ顔で登場のマリンもかっこよすぎて涙腺が涸れそう。

見せ場での登場にさっそく大暴れのマリン&サンシャイン。ココロポットで燃料補給した効果か二人ともエネルギッシュなアクションを見せてくれます。よく訓練された体術を惜しげもなく披露するサンシャイン、デューンの拳を避けながら内へ潜り込んでのインパクトもかっこいいです。
ブロッサムのステップを合図のようにプリキュア4人の総攻撃が開幕。この流れもかっこよかったなあ。始終余裕の表情だったデューンの瞳がキュッと締まって危機感を感じさせる演出も芸コマ。凄い凄い。

マリン&サンシャインが二人一緒にフローラルパワーフォルテッシモ、その光筋を見上げるブロッサムの表情が良し、そんなブロッサムに「私たちもフォルテッシモする?」と目で語るムーンライトさんがこれまた素敵すぎ。合わせたタクトに映り込む二人の表情も良かった。何という熱さだろう。

4人揃っての「ハートキャッチ!」から間髪入れずにハートキャッチオーケストラのコンボはさすがのデューンもやられたか? 最後のキメに振られるブロッサムのタクトがキラリと光って今回の引き…何という引きか! まあこれほどトントン拍子にラスボスがやられるとも思えず、おそらく最後の試練があるのでしょう。
というわけで次回はいよいよ最終回、丸一年ほとんどダレずに楽しませてくれたハトキャとも次回でお別れです。寂しいなあああ。はたしてデューンは倒せたのか? そして砂漠化した地球の運命は?
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ダークプリキュアの最期、そしてデューンとの決戦へ。

アバンは荒廃した地球にてツーショットの番くん&なみなみ。プリキュアたちが留守の間にもデザートデビルは引き続き暴れ回っているようで、しかしその様子を見ても番くんはプリキュアを信じ、絶望の表情は見せません。いい男だねえ。そりゃなみなみも惚れるわ(違?
さて前回引きにてハートキャッチされたダークさん。手から溢れたプリキュアの種、そこからグッと引いて倒れる姿は敵キャラながら痛ましい。まああの気合でハートキャッチされちゃたいてい即KOでしょうが…それでもまだダークさんの姿を保っているのはくるくるしゅわしゅわの浄化ターンが無かったせい?
そしてムーンライトさんとサバークとの親子対面へ。目にいっぱいの涙を溜め「娘」へ戻って駆け寄るムーンライトさん、ここは普段の無愛想&司令官っぷりからのギャップが効いています。とはいえムーンライトさんは元々「泣き虫」なんだよね…今までどんだけ無理をしてきたのか、無理した分だけ溜まった涙が溢れているのでしょう。しかしマスクが外れた父ちゃんは妙にイケメンだなあ(笑
「魔法のようにみんなが幸せになる方法など無い」
ここで父ちゃんがサバークとなった経緯を説明。心の大樹の研究に行き詰まった月影博士はデューンと出会い、力を得る引き替えに心を失いサバークとなった。思っていたよりシンプルな経緯でしたが…メイン視聴者が子供向けなのでこの辺にあまり凝っても無意味なのでしょう。ともあれその「罪」を悔いてムーンライトさんを抱き締められない博士の思いは見ていて辛い。

「キュアムーンライト、サバーク博士から離れろ!」
転がったプリキュアの種を手に取ると弱々しく立ち上がり、胸のクリスタル(ダークさんの種?)が砕け散りながら親子対面をキッと睨み、そして必死の叫び。その叫びに一瞬キッとなるムーンライトさん、しかし博士はムーンライトさんを置いてダークさんの所へ行ってしまう。ここで見せるムーンライトさんの表情変化がまた細かいのだなあ。また高山さんの演技も凄まじかった。自由が効かなくなった体を引きずりながら絞り出す心の叫びから今際の際のセリフまで、いやはやベテラン声優ってのは凄いね。
「キュアムーンライトを倒すためだけに存在する、心のない人形」と呼ばれたそれは、しかし「父親を思う気持ち」があった。ゆりさんの体の一部を使って作られた「妹」はゆりさん同様に父親を思う心が芽生えていたのか。それはそうと培養中のコドモダークさんがかわいい。ここで成長を止めても良かったのに(そんな
ダークさんの「父親を求める心」が成就されたのか、博士の腕に抱かれたダークさんは光に包まれて昇天。「お父さん…」と呟きながら優しい表情でムーンライトさんを見つめ、そして「父親」に見守られながらの最期は画面が歪んでよく見えません。ううう。

そんな感動の最期を拍手で高みの見物、月を背負っていかにもな態度で登場する男はラスボスたるデューンです。やっと出てきたか。こう言っちゃ何だけど今までのシリーズにて最も影が薄いラスボスなんじゃ?(笑。月影博士がサバークへ変わるとき、その現場を男爵&オリビエが見ていました。つまり映画版にてゆりさんと接触した時に彼らは真実を知っていたのか。何となくそんな気はしていたけれど明らかになってスッキリ。
そしてデューンとの最終決戦へ。ここからのアクションは何度も言うけれど少女向けアニメの範疇を大幅に超えた、それどころかたいていのアニメ作品にて頂点を狙えるんじゃないか?と思わせる超絶肉弾アクションです。少女ものということで鼻にも掛けない多くのアニメファンはじつにもったいないことをしていると思う。余計なお世話ですけど。
自由自在なカメラワークで動き回る超絶作画、激しい攻撃を仕掛けては離れ、すると次の攻撃手が入れ替わり立ち替わりの波状攻撃を繰り返す博士&ムーンライトさん…博士ってば生身なのに強えええ! さすが生身でスナッキーを蹴散らすゆりさんの父ちゃんだけのことはあります。

ここまでほとんど空気だったブロッサムも参戦。ここで目立っておかないと残り時間がもう無いぞ!(笑。三人体勢にて繰り返される激しい攻撃、しかしデューンは涼しい顔でかわしながらキツイ一発で反撃です。何この力の差。一発受けただけでプリキュアの変身は強制解除され…ゆりさんの白ドレスだ!(喜んでる場合か
デューンが放ったトドメの一発。すると博士が立ち上がって光球を手に包み、一人犠牲でみんなを助けるお約束へ。せっかく親子の対面を果たしたというに直後にこれではさすがのゆりさんも自分を見失うでしょう。キッツイなあ、というかメイン視聴者の女の子たちは付いて来てるかい?

怒髪を揺らしながら据わった目でデューンへ向かうゆりさん、しかしつぼみはそんなゆりさんの手を握って止めます。高まった感情を止められないゆりさんはつぼみの手を振りほどこうとするけれどつぼみは決して離さない。憎しみの力ではプリキュアは勝てないのです。自分たちは何のために戦ってきたのか。
「月影ゆり! あなたが何をしたいのか、何をするべきなのか、そして何のために戦うのか、自分で考えてください!」
以前ゆりさんから言われたセリフを涙ながらに返すつぼみ、プリキュアは憎しみや悲しみを晴らすために戦うのではない。これまでの戦いでゆりさんから教わったことを、心が折れて暴走寸前のゆりさんへ伝える。つぼみも成長したなあ(お父さんの目。そんなつぼみに目を細め、差し出された種の欠片に手を重ねる「HEART GOES ON」が流れて二人の変身へ…熱すぎる演出にもう画面が見えません。しかし先輩の名前を呼び捨てて目を覚まさせる流れは「トップを狙え!」のクライマックスを思い出させますね。あれも熱かったっけ。

二人のこの手が真っ赤に燃える!
幸せ掴めと轟き叫ぶ!
爆裂! GOD FINGER! 石破LOVELOVE天驚拳!
変身した二人のタッグがこれまた熱かった。ひとしきりの波状攻撃の後、向き合った二人がパンッ!と手を取り合って石破LOVELOVE天驚拳(違)もといマーブルスクリューインパクト(これも違う)発動の流れはキマりすぎてて全身さぶいぼですよ。アングルといいタイミングといい表情といいプリキュアの伝統芸みたいな大技、まさかこのペアでこんな技を見られるとは。

垂直上昇からの空中戦も熱い熱い。この激しいアクションはそこらの劇場アニメより凄いんじゃ? 馬越作監さらに超豪華原画陣の賜物たるこの超絶アクションを私は忘れないでありましょう。地上スレスレの飛行カットからデューンの反撃、休むことなく続くアクションはいったい何枚使っているのやら。
デューン砲の直撃に一瞬固まる二人、しかし爆煙が晴れるとそこには黄色く輝くサンフラワーイージスが! 「待たせたな!」と言わんばかりのニヤマリ顔で登場のマリンもかっこよすぎて涙腺が涸れそう。

見せ場での登場にさっそく大暴れのマリン&サンシャイン。ココロポットで燃料補給した効果か二人ともエネルギッシュなアクションを見せてくれます。よく訓練された体術を惜しげもなく披露するサンシャイン、デューンの拳を避けながら内へ潜り込んでのインパクトもかっこいいです。
ブロッサムのステップを合図のようにプリキュア4人の総攻撃が開幕。この流れもかっこよかったなあ。始終余裕の表情だったデューンの瞳がキュッと締まって危機感を感じさせる演出も芸コマ。凄い凄い。

マリン&サンシャインが二人一緒にフローラルパワーフォルテッシモ、その光筋を見上げるブロッサムの表情が良し、そんなブロッサムに「私たちもフォルテッシモする?」と目で語るムーンライトさんがこれまた素敵すぎ。合わせたタクトに映り込む二人の表情も良かった。何という熱さだろう。

4人揃っての「ハートキャッチ!」から間髪入れずにハートキャッチオーケストラのコンボはさすがのデューンもやられたか? 最後のキメに振られるブロッサムのタクトがキラリと光って今回の引き…何という引きか! まあこれほどトントン拍子にラスボスがやられるとも思えず、おそらく最後の試練があるのでしょう。
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