2011-03-08(Tue)
これはゾンビですか? #09 はい、脱ぐと凄いんです
大怪人形激闘 ネクラ登場!

しかしネクラは前座でありました。

前回ラストにて失踪したユーは夜の王と共に。放送開始以来ほとんど無表情を貫いてきたユーでしたが、夜の王と対峙すると怒りの表情から巨大鎌を振り、しかし夜の王はユーの攻撃を受けても不敵な顔を崩しません。いくら死なないゾンビとはいえネクロマンサーの一撃が効かないってのは…以前ユーが放った「消えて」の言葉に「確かに消えたけれどこの世界から消滅した訳ではない」と返す夜の王は何か特殊な能力を持っているのか? 言葉一つで大地を切り裂くネクロマンサーも魔力が通じなければ普通の華奢な女の子と変わらない、だからと言って魔力を全解放したら大惨事でしょうし、ドヤ顔で感情を揺さぶる夜の王に対し感情を抑えながらも不安な表情をチラ付かせるユーがかわいい(と言ってる場合じゃないけれど。
「ユーを殺すのか?」
一方のアユム組はユーの捜索、のはずが吸血忍者へ発令された「ユー暗殺指令」について大モメでした。掟の重さに言葉を濁す葉っぱの人へアユムは容赦無く詰問、義理と人情の板挟みと申しましょうか、明確な言葉で答えられない葉っぱの人も辛かろうね。結局アユムの熱さにアテられて自らの思いを固めた葉っぱの人、クソ虫のくせにアユムかっこいい!と思ったらこれはまだまだ序の口でした。

観覧車のハブを爆破してアユムを狙う夜の王。なんという無茶な! 良い子のみんなはマネいちゃだめだぞ!(やらないって。しかしさすがゾンビのアユムは観覧車の直撃を受けても命に別状は無く(最初っから死んでるけど)、とはいえみなさんの危機にユーの心は揺れまくりです。このシーンもまたユーの表情変化が見どころ、必死に感情を抑えながらも抑えきれずに表情へ表れてしまう様子は見ていて辛い。そういや観覧車爆破でアユムは無事だったけれど観覧車に乗ってた客はどうなったのだろう?
そんな揺さぶりの結果か、暴走観覧車が収まって一息のみなさんの上から「大怪人形激闘 ネクラ」が降りて来ました。なんだこりゃ?(笑。もちろん慌てて逃げ走るみなさんでしたが足を滑らせたハルナがネクラに捕まってしまってさあ大変! ハルナに対し危害は加えて来ないけれど押し潰されたままではどうにもこうにも。
「君の心が動くと禍が起こる。なぜなら君は『死を呼ぶ者』なのだから」
件のネクラはユーが召喚したものでした。アユムたちとの楽しい生活を過ごすにつれ忘れかけていた自らの立場。しかしその事実を目の前に叩き付けられ…ああもう見てらんない。それ以上ユーをいじめんな!とTV画面に叫んだのは私だけではあるまい。
てなところへ大先生が宙に登場、ミニスカでそのポジションはあまりに危険なのでは?(笑。相変わらず柔らかい物腰とかわいい笑顔ですが食えない人ですね。

宙に浮いた大先生は右手を掲げて一閃、するとネクラは吹っ飛んでハルナは無事助かったものの今度はトモノリが下敷きに…トモノリの様子がおかしい?と思った刹那に火柱が上がってネクラは吹っ飛び、瞳の光が失せたトモノリは何やら詠唱を始め、再び立ち上がった火柱の中から「マスティコア(?)」が降臨しました。何これ何? トモノリどうしちゃったの?
「ネブケスタ ラカイナタカシ~」
いきなり現れた謎の魔物を相手に、どこからともなく降ってきたミストルティンを手にアユムは魔装少女へ。どうでもいいけど大先生がミストルティンを飛ばす時の呪文、魔装少女の呪文の例があるのでおそらく逆読みと思って書き出してみたら…「しかたないからたすけぶね」ですって。あはは(笑
「ああ、暴走しちゃいましたね…」
トモノリの正体は大先生の最強魔装兵器でした。な、何だって! 「暴走したら止める方法は無い」と言う大先生でしたが、しかしその割に慌てる様子も無く…件の最強兵器を預けるつもりだっただけあって大先生はアユムを全信頼しているみたい。いったいアユムの何を根拠にそんな思いに至っているのか?

炎の中で立ち尽くすトモノリを助けに向かうアユム。脚を撃ち抜かれても意志を曲げず、諦めず、一歩ずつトモノリへ近付いていく。
「ア・イ・カ・ワ・タ・ス・ケ・テ」
魔装兵器発動によって自我を失っていたトモノリは、それでも涙を流しながらアユムに助けを求めた。おそらくその行為によってシステムの破綻でも起きたのか、魔装兵器は自爆カウントを始めます。決断が早いなあ(笑
しかし魔装少女は諦めない! 負けない! 自爆カウントが淡々と進む中、爆発に巻き込まれる事を恐れず、止めるトモノリの言葉を無視して結界を力ずくで破り、アユムの腕はトモノリへ届きました。
「相川まで一緒に吹っ飛ぶこと無いんだ! 離れろよ!」
「離れないから! 俺、離れねえぞ! ユキ!」

「ユキ」と呼ばれたトモノリは嬉しそうに目を閉じ、すると魔装兵器は雄叫びを上げながら活動を停止しました。アユムの真っ直ぐな思いが呼んだ奇跡、ああ、魔装少女(魔法少女)はこうでなくては! 抱き締めた腕を緩めて目を見合わせ「おかえり、トモノリ」と声を掛けるアユム、頬を紅潮させながら「トモノリ言うなぁ!」と照れ隠しのトモノリがかわいいったら! でも以前自分で「トモノリでいい」って言ったよねえ(笑
「君が僕の望みを叶えてくれるまで、僕は諦めないからね」
不穏な言葉を残しながら消え去る夜の王に対しユーは目を伏せて何かを考え込んでいました。夜の王の態度からして今の生活を続けてはアユムたちを巻き込んでしまう、好きな連中との生活すら許されない自らの立ち位置を呪い悲しむ様子はじつに切ないです。
その後ユーは何事も無かったようにみなさんの元へ。ここで詮索をしないアユムの度量もなかなか男前で良し、またトモノリとの別れ際のやり取りも男前でした。アユムの言葉にすっかりオンナノコになっちゃってるトモノリは「掟」で仕方なくという段階を越えてしまったようですね。かわいい! ハードな展開とキャッキャとギャグのミクスチャがじつにいい塩梅で見ていて楽しい作品です。
さてトモノリと別れた帰宅道中にてユーは一人コンビニへ。深く考えず頭を撫でて一旦お別れのアユムたちでしたが…どう見てもこれは「別れ」のシーンです。先に述べたようにユーはみんなと離れる決心をしていたのでしょう、この時ユーはアユムのポケットに「さようなら…」と別れの言葉を書いたメモを忍ばせたのかな。帰宅後のアユムは楽しい時間を写したプリクラを眺め、しかしそれをポケットに収めた瞬間メモに気付いたか、慌てて例のコンビニに走るも既にユーの姿はありませんでした。
「全ての願いが叶いませんように」
おそらく軽い冗談のつもりで書いたであろうアユムの願いだけ叶ってしまった。嗚咽を漏らしながら自分を責めるアユムの後悔は計り知れないことでしょう。なぜこんな事を書いてしまったのか。仲間たちの奇行に辟易としていたアユムの日常は全て掛け替えの無い、そのどれも大切なものだったのです。失って初めて気付く失ったものの大きさ、日常のありがたさ。
「まだまだこれからだ! ネバネバ納豆だぞ! アユム!」
そんなアユムを蹴り飛ばすハルナ、ハッパを掛ける葉っぱの人。力強い二人の視線に落ち込んでいたアユムもツッコミを入れる元気を取り戻したようです。さあみんなでユーがいる生活を取り戻せ!

今回のエンドカードは…ユーになら狩られてもいい(笑。そういや今回は妄想ユーがありませんでした。入れるタイミングが無いかもだけど恒例ネタが無いと少々寂しいね。
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しかしネクラは前座でありました。

前回ラストにて失踪したユーは夜の王と共に。放送開始以来ほとんど無表情を貫いてきたユーでしたが、夜の王と対峙すると怒りの表情から巨大鎌を振り、しかし夜の王はユーの攻撃を受けても不敵な顔を崩しません。いくら死なないゾンビとはいえネクロマンサーの一撃が効かないってのは…以前ユーが放った「消えて」の言葉に「確かに消えたけれどこの世界から消滅した訳ではない」と返す夜の王は何か特殊な能力を持っているのか? 言葉一つで大地を切り裂くネクロマンサーも魔力が通じなければ普通の華奢な女の子と変わらない、だからと言って魔力を全解放したら大惨事でしょうし、ドヤ顔で感情を揺さぶる夜の王に対し感情を抑えながらも不安な表情をチラ付かせるユーがかわいい(と言ってる場合じゃないけれど。
「ユーを殺すのか?」
一方のアユム組はユーの捜索、のはずが吸血忍者へ発令された「ユー暗殺指令」について大モメでした。掟の重さに言葉を濁す葉っぱの人へアユムは容赦無く詰問、義理と人情の板挟みと申しましょうか、明確な言葉で答えられない葉っぱの人も辛かろうね。結局アユムの熱さにアテられて自らの思いを固めた葉っぱの人、クソ虫のくせにアユムかっこいい!と思ったらこれはまだまだ序の口でした。

観覧車のハブを爆破してアユムを狙う夜の王。なんという無茶な! 良い子のみんなはマネいちゃだめだぞ!(やらないって。しかしさすがゾンビのアユムは観覧車の直撃を受けても命に別状は無く(最初っから死んでるけど)、とはいえみなさんの危機にユーの心は揺れまくりです。このシーンもまたユーの表情変化が見どころ、必死に感情を抑えながらも抑えきれずに表情へ表れてしまう様子は見ていて辛い。そういや観覧車爆破でアユムは無事だったけれど観覧車に乗ってた客はどうなったのだろう?
そんな揺さぶりの結果か、暴走観覧車が収まって一息のみなさんの上から「大怪人形激闘 ネクラ」が降りて来ました。なんだこりゃ?(笑。もちろん慌てて逃げ走るみなさんでしたが足を滑らせたハルナがネクラに捕まってしまってさあ大変! ハルナに対し危害は加えて来ないけれど押し潰されたままではどうにもこうにも。
「君の心が動くと禍が起こる。なぜなら君は『死を呼ぶ者』なのだから」
件のネクラはユーが召喚したものでした。アユムたちとの楽しい生活を過ごすにつれ忘れかけていた自らの立場。しかしその事実を目の前に叩き付けられ…ああもう見てらんない。それ以上ユーをいじめんな!とTV画面に叫んだのは私だけではあるまい。
てなところへ大先生が宙に登場、ミニスカでそのポジションはあまりに危険なのでは?(笑。相変わらず柔らかい物腰とかわいい笑顔ですが食えない人ですね。

宙に浮いた大先生は右手を掲げて一閃、するとネクラは吹っ飛んでハルナは無事助かったものの今度はトモノリが下敷きに…トモノリの様子がおかしい?と思った刹那に火柱が上がってネクラは吹っ飛び、瞳の光が失せたトモノリは何やら詠唱を始め、再び立ち上がった火柱の中から「マスティコア(?)」が降臨しました。何これ何? トモノリどうしちゃったの?
「ネブケスタ ラカイナタカシ~」
いきなり現れた謎の魔物を相手に、どこからともなく降ってきたミストルティンを手にアユムは魔装少女へ。どうでもいいけど大先生がミストルティンを飛ばす時の呪文、魔装少女の呪文の例があるのでおそらく逆読みと思って書き出してみたら…「しかたないからたすけぶね」ですって。あはは(笑
「ああ、暴走しちゃいましたね…」
トモノリの正体は大先生の最強魔装兵器でした。な、何だって! 「暴走したら止める方法は無い」と言う大先生でしたが、しかしその割に慌てる様子も無く…件の最強兵器を預けるつもりだっただけあって大先生はアユムを全信頼しているみたい。いったいアユムの何を根拠にそんな思いに至っているのか?

炎の中で立ち尽くすトモノリを助けに向かうアユム。脚を撃ち抜かれても意志を曲げず、諦めず、一歩ずつトモノリへ近付いていく。
「ア・イ・カ・ワ・タ・ス・ケ・テ」
魔装兵器発動によって自我を失っていたトモノリは、それでも涙を流しながらアユムに助けを求めた。おそらくその行為によってシステムの破綻でも起きたのか、魔装兵器は自爆カウントを始めます。決断が早いなあ(笑
しかし魔装少女は諦めない! 負けない! 自爆カウントが淡々と進む中、爆発に巻き込まれる事を恐れず、止めるトモノリの言葉を無視して結界を力ずくで破り、アユムの腕はトモノリへ届きました。
「相川まで一緒に吹っ飛ぶこと無いんだ! 離れろよ!」
「離れないから! 俺、離れねえぞ! ユキ!」

「ユキ」と呼ばれたトモノリは嬉しそうに目を閉じ、すると魔装兵器は雄叫びを上げながら活動を停止しました。アユムの真っ直ぐな思いが呼んだ奇跡、ああ、魔装少女(魔法少女)はこうでなくては! 抱き締めた腕を緩めて目を見合わせ「おかえり、トモノリ」と声を掛けるアユム、頬を紅潮させながら「トモノリ言うなぁ!」と照れ隠しのトモノリがかわいいったら! でも以前自分で「トモノリでいい」って言ったよねえ(笑
「君が僕の望みを叶えてくれるまで、僕は諦めないからね」
不穏な言葉を残しながら消え去る夜の王に対しユーは目を伏せて何かを考え込んでいました。夜の王の態度からして今の生活を続けてはアユムたちを巻き込んでしまう、好きな連中との生活すら許されない自らの立ち位置を呪い悲しむ様子はじつに切ないです。
その後ユーは何事も無かったようにみなさんの元へ。ここで詮索をしないアユムの度量もなかなか男前で良し、またトモノリとの別れ際のやり取りも男前でした。アユムの言葉にすっかりオンナノコになっちゃってるトモノリは「掟」で仕方なくという段階を越えてしまったようですね。かわいい! ハードな展開とキャッキャとギャグのミクスチャがじつにいい塩梅で見ていて楽しい作品です。
さてトモノリと別れた帰宅道中にてユーは一人コンビニへ。深く考えず頭を撫でて一旦お別れのアユムたちでしたが…どう見てもこれは「別れ」のシーンです。先に述べたようにユーはみんなと離れる決心をしていたのでしょう、この時ユーはアユムのポケットに「さようなら…」と別れの言葉を書いたメモを忍ばせたのかな。帰宅後のアユムは楽しい時間を写したプリクラを眺め、しかしそれをポケットに収めた瞬間メモに気付いたか、慌てて例のコンビニに走るも既にユーの姿はありませんでした。
「全ての願いが叶いませんように」
おそらく軽い冗談のつもりで書いたであろうアユムの願いだけ叶ってしまった。嗚咽を漏らしながら自分を責めるアユムの後悔は計り知れないことでしょう。なぜこんな事を書いてしまったのか。仲間たちの奇行に辟易としていたアユムの日常は全て掛け替えの無い、そのどれも大切なものだったのです。失って初めて気付く失ったものの大きさ、日常のありがたさ。
「まだまだこれからだ! ネバネバ納豆だぞ! アユム!」
そんなアユムを蹴り飛ばすハルナ、ハッパを掛ける葉っぱの人。力強い二人の視線に落ち込んでいたアユムもツッコミを入れる元気を取り戻したようです。さあみんなでユーがいる生活を取り戻せ!

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