2011-04-03(Sun)
スイートプリキュア♪ #08 チャララーン!セイレーンのニセ親友大作戦ニャ!
謎の美少女転校生が響に急接近!

どこまでニマニマさせる気か!?

毎回毎回ケンカしまくりの響&奏ですが今回は妙に仲がいい? 柔道部の助っ人として部長と乱取り稽古の響は長い髪を取られて苦戦、スポーツ少女なのだから髪くらい纏めときなさい!(笑。てな様子を見ていた奏はシュシュを手渡し、響はそれを「御守り」とまで言う喜びようです。二人の仲が良くなればハーモニーパワーも強まるため正座で見学のハミィ&フェアリートーンたちもこの傾向にニコニコ、しかし逆に言えば仲を裂けば…というわけでどうにか二人を仲違いさせるべくセイレーンが画策する今回のお話。いい顔してるなあ。
未だDX3を見られない私にとってネタバレOPは苦行でしかありませんがついつい凝視してしまう悲しさ。うぐぐぐ! 封切日から早2週間も経つのか。本当なら既に5周くらい見ていてネタバレOPなど鼻歌気分のはずだったのに! うぐぐぐ! ていうか何ですかこのかれんさん&くるみの表情は!? そしてえりかの表情は!? ああもう辛抱たまらん、遠征して見に行ってしまうか!

作戦成功のためにはまず地道な調査から。「友達」についての作文宿題に賑わう教室を覗き見るセイレーンは「親友」というポジションに注目、響の親友の座を奪い取れば奏との仲はオ・シ・マ・イと画策し「ニセ親友大作戦」が発動されました。その後教室を出た響&奏を地道にストーキングし傾向と対策をメモメモ、響の趣向や考え方をひたすらチェックし作戦に生かします。
突然の助っ人なのに早くも部長を投げ飛ばすほどの上達を見せる響スゲエ。その一方で家政婦は見ていた!(違。練習後のスイーツ部ではおやつを賭けたクイズに頭を捻る響がいい顔、イチゴクリームのマカロンが好きという好みもチェックチェック! 下校道中にてポイ捨ての空き缶を拾うシーンもチェックチェック! ってなセイレーンの地道な調査活動がいい味出しまくりでした。

綿密な調査を終えたセイレーンはいよいよ作戦開始です。おとなしいメガネ美少女転校生「北条サクラ」に化けたセイレーンは道に迷った振りをして響に接近成功。わざわざ同じ名字の偽名を名乗ったのは自然に「名前」で呼び合うためか。そんな細かい設定まで策士ですなあ。木漏れ日による光と影が入り交じる演出はこれが「ニセモノ」であると同時にセイレーンの「本心」も混じっていることの暗喩でありましょうか。学校までの道すがらに先の調査で得たネタを惜しげもなく投入し見る見るうちに関係を深めていきます。しかしペース早いよ! 作戦開始数分でネタ切れじゃん(笑
この一連シーンはセイレーンの演技が光っていましたね。普通にかわいい。普通って言うなあ! というかどのカットを見ても異常にかわいかったです。カバンから空き缶を出して「ポイ捨て嫌い」のくだりもセコい作戦ながらゴミ箱を前にした表情にハートキャッチされまくり。この表情は反則だ! しかし「柔道部」の話はセルフ地雷でした。
響の手を取って「友達になってください!」と迫り、次の瞬間スッと引いて涙目で「親友」を訴える。緩急取り混ぜて気を引く演技もこれまた上手いね。ここで見せた泣き顔の涙はソレワターセ印の目薬?

「いやぁ、モテる女は辛いですなあ!」
掃除当番も仲良しな響&奏の間に割って入ったサクラ。私という者がありながら!と初日っから飛ばしています。あはは。「親友って私一人じゃないんですか!?」と涙ながらに訴えるサクラに対し響は「何人いたっていいじゃない?」と涼しい顔、この辺は「友達」「親友」というポジション設定に対する考え方の違いが現れていましたね。「『一番』の友達は一人」という考え方も正しいでしょうし、「親しい友達が何人いてもいい」てのも正解、この微妙なニュアンスを小さいお友達に伝えるべくシナリオはなかなか絶妙かも。
さて「たった一つの親友ポジション」を奪い損ねたセイレーンは「ならば相手を蹴落とせばよし」と次なる手を打ってきました。奏の声色を真似たニセ電話にて響との仲を裂く算段です。しかし内容があまりに直球すぎてナントモ…というかセイレーンってばケータイ持ってんだ(笑。突然の絶交宣言に訳がわからない響はトレーニング用のダンベルと受話器を持ってヒートアップ、間違えてダンベルをフックに掛けちゃうほどヒートしてます。
「サクラはとってもいい子だよ!?」
響のリアクションにセイレーンはシメシメ、しかし「サクラ」を心底信用している響の言葉に良心チクリ? 綺麗な月を背景に物憂げな表情のセイレーンが印象的なカットでした。振り返って月を見たセイレーンが「やな感じ」と言ったのは、おそらく正直な気持ちを照らされている気がしたのでしょう。

明けて翌日何も知らない奏は響に朝の挨拶、しかし一方的な絶交宣言を受けた響はツンツン…ここで開口一番「夕べの電話は何!?」と食って掛かればあっさり解決するのだけれどそれをせずブツブツ言ってる辺り響らしいね(笑。しかし訳がわからない話に奏が問うとついに電話の話題が! 階段の影で様子を見ていたさくらは「マズい!」と飛び出し、ケンカの仲裁というテイで傷口を広げまくり。ナニゲに話題を逸らしながら悲劇のヒロインへ身を投じるサクラの熱演、身を引く演技のさくらを熱く引き止める響の言葉にサクラは何故か瞳を潤ませます。
「まだ目薬使ってないのに…どうしちゃったの私?」
やられちゃったねセイレーン。ああもうニマニマが止まりません。駄菓子菓子これはまだ序章にしか過ぎなかった。御守りのシュシュを奏に返してさくらの手を取り去って行く響、自分よりサクラを選んだことに呆然と見送る奏でしたが響を誰よりわかっている奏はさすが取り乱したりしません。
「やったぁ! ホントに親友できた!」
響に手を引かれたセイレーンはキラキラを飛ばして喜んでます。本来の目的を忘れて喜ぶ表情がかわいすぎてどうしたものか…本音ではセイレーンも寂しい、「友達」という関係に飢えていたのだろうね。
などと一瞬ボケていたものの本来の目的を思い出したセイレーンは仲違い真っ最中のこのタイミングでネガトーンをぶつければ勝てる!と踏んで意気を上げますが…柔道部員の負傷によって急遽代役を頼まれてしまってさあ大変。必死に頼む響を前に襲撃計画を先送りしてしまうセイレーンってばイイ奴じゃん。喜ぶ響に抱き締められた表情を見るにいろんな意味で後戻りできない感じ(笑

3人のうち部長以外の2人が助っ人という女子柔道部に未来はあるのか?と思わなくもないけれどともかく試合開始。相手校の顔つきが本格的すぎて笑った。先鋒で出たサクラは為す術もなく投げられてあっさり一本負け…あまりに見事な負けっぷりに丸目で唖然の響と頭を抱える部長。そりゃそうだろう(笑
一方教室で一人沈む奏。突き返されたシュシュを見つめて思うのはもちろん響のことでした。腑に落ちない絶交劇のモヤモヤを晴らすには響に会うしかない!と柔道場へ走る奏、そこで見たのは相手の連続足払いに苦戦する響の姿。
足払いから投げられたものの技ありでしのいだ響、しかしひどく痛めつけられた足に顔を歪め、集まった仲間たちは響の体を案じて一様に「棄権」を口にします。敵のはずなのに真顔で心配しているサクラ…もう寝返っちゃえよ!(笑。そんな言葉を受けた響は周囲の心配をわかりながらも本心は納得できない表情です。

「響はやりたいんだよね?」
「本当の友達なら止めるべきです!」
響のことを誰よりわかっている奏は痛めた足を目にしても決して止めない。試合を続けるか止めるかは響が決める、そして響がどうしたいのかもわかっているのです。もちろん足のケガを心配して止めるサクラも間違いではなく、これもまたどちらが正解と言えないのが難しいところですが…響の性格を判った上で意思を尊重する奏のスタンスにより深い友情を感じざるを得ません。いつものヒステリーが嘘のように良き友情絵巻だなあ。
ほっぺを抓って痛さをごまかし試合に臨んだ響は見事内股すかし(?)で逆転一本勝ち! 勝った途端に涙目で「奏~、痛いよ~」と泣き顔の響がかわいすぎて丼飯三杯。てな風景に感動しつつも入り込めないサクラの心境を表す俯瞰アングルがじつに切ない。
「やっぱり親友とはいいものだニャー」
羨ましそうに友情シーンを見つめるサクラへハミィのツッコミ。思わず言い返してしまったサクラの正体に響は気付いた! 逃げるセイレーン、追う響。今までのことが全て「作戦」だと知った響は涙をこぼしながら叫びます。
「サクラのこと、本当に親友だと思ったのに!」
その言葉を聞いたセイレーンの表情がこれまた。ミイラ取りがミイラに、響&奏の仲を裂くため親友のふりをしていたセイレーンはいつの間にか…ああもうニマニマが止まらない!

泣き崩れる響のシュシュに音符発見! おっさんトリオの出番これだけかい!?(笑。セイレーンの声一発でネガトーンが発動すると絶対に許さない二人がプリキュアに変身、もはや本作にプリキュアアクションは要らないような気がするけれどそうもいかないので取って付けたようなアクションシーンへ入ります。ヒドイ言いよう。
「私の親友を泣かさないでよ!」
足を痛めているメロディをフォローすべくリズムが陽動、セイレーンの攻撃を弾き返してのセリフを聞いたセイレーンは心が痛んだ? ネガトーンの動きはセイレーンの心理状態にシンクロしているのでしょうか、動きを止めたネガトーンにリズムは「今よ、メロディ!」と声を掛け…友情がテーマなのだから今回こそはパッショナートハーモニーでキメるかと思いきや、やはりというか当然というか今回のキメ技もメロディ単体のミュージックロンドでした。まあかわいいからいいんですけどね。
戦い済んで戻ったシュシュを手に謝るメロディ。痛めた足に座り込んでしまうメロディに「まったくもう…」と笑顔のリズムが手を差し出して仲直り完了です。リズムってばどんだけお母さんなんだ。ニマニマが止まらん!
そしてオチの宿題発表へ。奏のことを書き留めた響の作文に対し奏の作文は「私の友達はスイーツです」と…ふくれる響も良いけれど奥の奏の表情が良すぎた綺麗なオチでした。椅子の下で頭を抱えるハミィも良し(笑
ああ面白かった。開始当初は正直言って少々戸惑ったけれど回を重ねるごとに面白くなってきました。次回は奏の追い詰められ回? 前回レビューでも書いたフレッシュのベリーや5のかれんさんみたいな展開? これまた楽しみです。

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どこまでニマニマさせる気か!?

毎回毎回ケンカしまくりの響&奏ですが今回は妙に仲がいい? 柔道部の助っ人として部長と乱取り稽古の響は長い髪を取られて苦戦、スポーツ少女なのだから髪くらい纏めときなさい!(笑。てな様子を見ていた奏はシュシュを手渡し、響はそれを「御守り」とまで言う喜びようです。二人の仲が良くなればハーモニーパワーも強まるため正座で見学のハミィ&フェアリートーンたちもこの傾向にニコニコ、しかし逆に言えば仲を裂けば…というわけでどうにか二人を仲違いさせるべくセイレーンが画策する今回のお話。いい顔してるなあ。
未だDX3を見られない私にとってネタバレOPは苦行でしかありませんがついつい凝視してしまう悲しさ。うぐぐぐ! 封切日から早2週間も経つのか。本当なら既に5周くらい見ていてネタバレOPなど鼻歌気分のはずだったのに! うぐぐぐ! ていうか何ですかこのかれんさん&くるみの表情は!? そしてえりかの表情は!? ああもう辛抱たまらん、遠征して見に行ってしまうか!

作戦成功のためにはまず地道な調査から。「友達」についての作文宿題に賑わう教室を覗き見るセイレーンは「親友」というポジションに注目、響の親友の座を奪い取れば奏との仲はオ・シ・マ・イと画策し「ニセ親友大作戦」が発動されました。その後教室を出た響&奏を地道にストーキングし傾向と対策をメモメモ、響の趣向や考え方をひたすらチェックし作戦に生かします。
突然の助っ人なのに早くも部長を投げ飛ばすほどの上達を見せる響スゲエ。その一方で家政婦は見ていた!(違。練習後のスイーツ部ではおやつを賭けたクイズに頭を捻る響がいい顔、イチゴクリームのマカロンが好きという好みもチェックチェック! 下校道中にてポイ捨ての空き缶を拾うシーンもチェックチェック! ってなセイレーンの地道な調査活動がいい味出しまくりでした。

綿密な調査を終えたセイレーンはいよいよ作戦開始です。おとなしいメガネ美少女転校生「北条サクラ」に化けたセイレーンは道に迷った振りをして響に接近成功。わざわざ同じ名字の偽名を名乗ったのは自然に「名前」で呼び合うためか。そんな細かい設定まで策士ですなあ。木漏れ日による光と影が入り交じる演出はこれが「ニセモノ」であると同時にセイレーンの「本心」も混じっていることの暗喩でありましょうか。学校までの道すがらに先の調査で得たネタを惜しげもなく投入し見る見るうちに関係を深めていきます。しかしペース早いよ! 作戦開始数分でネタ切れじゃん(笑
この一連シーンはセイレーンの演技が光っていましたね。普通にかわいい。普通って言うなあ! というかどのカットを見ても異常にかわいかったです。カバンから空き缶を出して「ポイ捨て嫌い」のくだりもセコい作戦ながらゴミ箱を前にした表情にハートキャッチされまくり。この表情は反則だ! しかし「柔道部」の話はセルフ地雷でした。
響の手を取って「友達になってください!」と迫り、次の瞬間スッと引いて涙目で「親友」を訴える。緩急取り混ぜて気を引く演技もこれまた上手いね。ここで見せた泣き顔の涙はソレワターセ印の目薬?

「いやぁ、モテる女は辛いですなあ!」
掃除当番も仲良しな響&奏の間に割って入ったサクラ。私という者がありながら!と初日っから飛ばしています。あはは。「親友って私一人じゃないんですか!?」と涙ながらに訴えるサクラに対し響は「何人いたっていいじゃない?」と涼しい顔、この辺は「友達」「親友」というポジション設定に対する考え方の違いが現れていましたね。「『一番』の友達は一人」という考え方も正しいでしょうし、「親しい友達が何人いてもいい」てのも正解、この微妙なニュアンスを小さいお友達に伝えるべくシナリオはなかなか絶妙かも。
さて「たった一つの親友ポジション」を奪い損ねたセイレーンは「ならば相手を蹴落とせばよし」と次なる手を打ってきました。奏の声色を真似たニセ電話にて響との仲を裂く算段です。しかし内容があまりに直球すぎてナントモ…というかセイレーンってばケータイ持ってんだ(笑。突然の絶交宣言に訳がわからない響はトレーニング用のダンベルと受話器を持ってヒートアップ、間違えてダンベルをフックに掛けちゃうほどヒートしてます。
「サクラはとってもいい子だよ!?」
響のリアクションにセイレーンはシメシメ、しかし「サクラ」を心底信用している響の言葉に良心チクリ? 綺麗な月を背景に物憂げな表情のセイレーンが印象的なカットでした。振り返って月を見たセイレーンが「やな感じ」と言ったのは、おそらく正直な気持ちを照らされている気がしたのでしょう。

明けて翌日何も知らない奏は響に朝の挨拶、しかし一方的な絶交宣言を受けた響はツンツン…ここで開口一番「夕べの電話は何!?」と食って掛かればあっさり解決するのだけれどそれをせずブツブツ言ってる辺り響らしいね(笑。しかし訳がわからない話に奏が問うとついに電話の話題が! 階段の影で様子を見ていたさくらは「マズい!」と飛び出し、ケンカの仲裁というテイで傷口を広げまくり。ナニゲに話題を逸らしながら悲劇のヒロインへ身を投じるサクラの熱演、身を引く演技のさくらを熱く引き止める響の言葉にサクラは何故か瞳を潤ませます。
「まだ目薬使ってないのに…どうしちゃったの私?」
やられちゃったねセイレーン。ああもうニマニマが止まりません。駄菓子菓子これはまだ序章にしか過ぎなかった。御守りのシュシュを奏に返してさくらの手を取り去って行く響、自分よりサクラを選んだことに呆然と見送る奏でしたが響を誰よりわかっている奏はさすが取り乱したりしません。
「やったぁ! ホントに親友できた!」
響に手を引かれたセイレーンはキラキラを飛ばして喜んでます。本来の目的を忘れて喜ぶ表情がかわいすぎてどうしたものか…本音ではセイレーンも寂しい、「友達」という関係に飢えていたのだろうね。
などと一瞬ボケていたものの本来の目的を思い出したセイレーンは仲違い真っ最中のこのタイミングでネガトーンをぶつければ勝てる!と踏んで意気を上げますが…柔道部員の負傷によって急遽代役を頼まれてしまってさあ大変。必死に頼む響を前に襲撃計画を先送りしてしまうセイレーンってばイイ奴じゃん。喜ぶ響に抱き締められた表情を見るにいろんな意味で後戻りできない感じ(笑

3人のうち部長以外の2人が助っ人という女子柔道部に未来はあるのか?と思わなくもないけれどともかく試合開始。相手校の顔つきが本格的すぎて笑った。先鋒で出たサクラは為す術もなく投げられてあっさり一本負け…あまりに見事な負けっぷりに丸目で唖然の響と頭を抱える部長。そりゃそうだろう(笑
一方教室で一人沈む奏。突き返されたシュシュを見つめて思うのはもちろん響のことでした。腑に落ちない絶交劇のモヤモヤを晴らすには響に会うしかない!と柔道場へ走る奏、そこで見たのは相手の連続足払いに苦戦する響の姿。
足払いから投げられたものの技ありでしのいだ響、しかしひどく痛めつけられた足に顔を歪め、集まった仲間たちは響の体を案じて一様に「棄権」を口にします。敵のはずなのに真顔で心配しているサクラ…もう寝返っちゃえよ!(笑。そんな言葉を受けた響は周囲の心配をわかりながらも本心は納得できない表情です。

「響はやりたいんだよね?」
「本当の友達なら止めるべきです!」
響のことを誰よりわかっている奏は痛めた足を目にしても決して止めない。試合を続けるか止めるかは響が決める、そして響がどうしたいのかもわかっているのです。もちろん足のケガを心配して止めるサクラも間違いではなく、これもまたどちらが正解と言えないのが難しいところですが…響の性格を判った上で意思を尊重する奏のスタンスにより深い友情を感じざるを得ません。いつものヒステリーが嘘のように良き友情絵巻だなあ。
ほっぺを抓って痛さをごまかし試合に臨んだ響は見事内股すかし(?)で逆転一本勝ち! 勝った途端に涙目で「奏~、痛いよ~」と泣き顔の響がかわいすぎて丼飯三杯。てな風景に感動しつつも入り込めないサクラの心境を表す俯瞰アングルがじつに切ない。
「やっぱり親友とはいいものだニャー」
羨ましそうに友情シーンを見つめるサクラへハミィのツッコミ。思わず言い返してしまったサクラの正体に響は気付いた! 逃げるセイレーン、追う響。今までのことが全て「作戦」だと知った響は涙をこぼしながら叫びます。
「サクラのこと、本当に親友だと思ったのに!」
その言葉を聞いたセイレーンの表情がこれまた。ミイラ取りがミイラに、響&奏の仲を裂くため親友のふりをしていたセイレーンはいつの間にか…ああもうニマニマが止まらない!

泣き崩れる響のシュシュに音符発見! おっさんトリオの出番これだけかい!?(笑。セイレーンの声一発でネガトーンが発動すると絶対に許さない二人がプリキュアに変身、もはや本作にプリキュアアクションは要らないような気がするけれどそうもいかないので取って付けたようなアクションシーンへ入ります。ヒドイ言いよう。
「私の親友を泣かさないでよ!」
足を痛めているメロディをフォローすべくリズムが陽動、セイレーンの攻撃を弾き返してのセリフを聞いたセイレーンは心が痛んだ? ネガトーンの動きはセイレーンの心理状態にシンクロしているのでしょうか、動きを止めたネガトーンにリズムは「今よ、メロディ!」と声を掛け…友情がテーマなのだから今回こそはパッショナートハーモニーでキメるかと思いきや、やはりというか当然というか今回のキメ技もメロディ単体のミュージックロンドでした。まあかわいいからいいんですけどね。
戦い済んで戻ったシュシュを手に謝るメロディ。痛めた足に座り込んでしまうメロディに「まったくもう…」と笑顔のリズムが手を差し出して仲直り完了です。リズムってばどんだけお母さんなんだ。ニマニマが止まらん!
そしてオチの宿題発表へ。奏のことを書き留めた響の作文に対し奏の作文は「私の友達はスイーツです」と…ふくれる響も良いけれど奥の奏の表情が良すぎた綺麗なオチでした。椅子の下で頭を抱えるハミィも良し(笑
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