2011-04-23(Sat)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#02 ゆうしゃめんま
のけモン ゲットだぜー!

よかったね、じんたん。

めんまを追ったじんたんは夜の秘密基地にてぽっぽと再会、高校へも行かず世界を放浪しているというぽっぽは無邪気に再会を喜んでいます。ちびすけだった子供時代から身体は大きく成長し、また自分がしたいことを自分の力で切り拓く行動力も持ち、しかしそんな彼は落ちぶれたじんたんに対し他のメンツと違って以前のノリのまま。そんなぽっぽに照れるような気まずいようなじんたんの表情は見ていて少々辛い。ぽっぽはめんまの話も微塵も疑いもせず素直に信じて「黄泉がえり!?」と大喜び…変わってしまった仲間たちに置いて行かれ、長らく立ち止まっていたじんたんにとって彼の「変わらなさ」は大きな救いになることでしょう。
さて前回EDにてチラリと映った夜遊びあなる。あのまま夜のクラブ活動にでも出張るのかと思いきやバーガーショップで友達とのダベりとはかわいいものでした。通りから見える三人並んだ脚のカットは各キャラの性格がよくわかります。だらしなく脚を開いた子、脚を組んだ子はいかにも遊んでる風、しかしあなるはきっちり膝を閉じてお行儀良く座っています。やはり基本的にいい子なのだろうな、とこのワンカットだけで想像が止まりません。
そのダベりにて友達たちがじんたんのことをボロクソに言う中、あなるはさりげなくフォローを入れます。ああもうかわいいなあああ。面と向かえばあれだけ言いたい放題なのにこういう所で本音がチラリ、フォローで見せるガラスに映った表情はこれがあなるの本当の顔なのだろうね。「真実を映す鏡」の演出が効いてます。「今頃鳴子でエロいこと考えてるよ?」と言われてびっくり赤面もかわいいかわいい。友達に影響されて派手な恰好をしているけれど中身はこのとおりなのでしょう。あはは。
そんな騒ぎの隣でイライラしているメガネ女…つるこの性格からしてこの席取りは偶然じゃないんだろうなあ。わざとらしく忘れられたノートも然り。そのノートを届けようと店を出たあなるが「つる…鶴見さん!」とつい昔のニックネームを呼びそうになる一瞬がナントモ切ない。ノートを持って追い付いたあなるに対しつるこは大上段から一閃、続けてめんまの名を出す辺りこれもまたわざと煽っているのだろうね。誰も彼も今だにめんま、死んだ子にいつまでも拘るみんな、死んでなお影響を与え続けているめんまに対するジェラシーみたいな感情でしょうか。あなるへ当てつけるように言い放っていたけれど9割方ゆきあつに対するもののような。
めんまの名を出されたあなるがつるこを怒鳴るカットは背後からアオリ気味に一列に映してあなるの興奮を演出、自分で言って自分で泣いちゃうあなるが愛おしすぎてどうしたものか。結果的にめんまの死のスイッチになってしまった自責、こういうトラウマはそう簡単に解消できることではないだろうなあ。その一方で始終冷めた表情のつること対称的ですが、彼女もまたいろいろ思うところがありそうで切ない。というか子供の頃からドロドロした仲間内だね。男女六人の五角関係、その輪から一人外れていたぽっぽが今でも子供心を失っていないってのはある意味自明かもしれない。

ゲームやマンガをたくさん持ってる優しいあなるは現在ゲームショップでバイトですか。なるほど天職(笑。ぽっぽの提案で「のけモン GOLD」のレアモンスターを狩ることになったじんたんが訪れたゲームショップにてちょうどバイト入りのあなると遭遇、ここであなるは商品袋を離さずじんたんに話しかけようとするけれど次の言葉が出て来ない。言いたいことがたくさんあるだろうにいざ面と向かうと素直になれない。いろんなしがらみが彼女の心に鍵を掛けているのだなあ。こういうのは見ていて胸が苦しくなります。
のけモンGOLDを入手したじんたんはめんまを気に掛けながらプレイ開始、一方のめんまは自宅へ帰るとお母さんを悲しませてしまうため街をうろうろ…人間には姿が見えないけれど犬には見えるとはいかにも…結局めんまはじんたんの所へ戻ってきました。寝オチしてしまったじんたんの手にのけモンを見つけ、その思いに満面笑顔のめんまは絶品でした。覚えていてくれたことが嬉しいのだろうなあ。でもそれはぽっぽの入れ知恵です(笑

寝て起きたじんたんが見たのは湯上がりめんま。タオル一枚で無邪気に近寄るめんまにじんたんは大赤面でしどろもどろ…身体は成長しても(一部成長していません)思考は子供のままなので恥じらいの概念がまだ無いのでしょう。これはある意味始末が悪い(笑。てな所へぽっぽ登場、朝から焼肉をドカドカ食うぽっぽは逞しいね。その横からめんまもパクッと…この時じんたん以外の目にはどういう光景が映っているのだろう? 空中で肉が消える? 絶妙なタイミングでぽっぽの視線がズレているためこの怪奇現象に気付かないってな作りが憎い(笑
自室のあなるはメガネ着用です。メガネコンプレックスから普段はコンタクトなのね。子供時代まんまのダサメガネがかわいい! 一見垢抜けて見え、子供時代から変わったようで、実はじんたん同様「あの日」から時計が止まっているあなるを象徴するメガネです。そしてめんまへの思いを浮かべながらみんなの写真に手を添え…

ちっちゃくて白くてかわいくてサラサラ髪のめんま、いつもじんたんと通信ケーブルで繋がっているめんまが大好きだけど大嫌い。めんまがくれたお揃いのシールを家へ帰ってカリカリと剥がそうとする後姿は何と切ない、切なすぎる。そしてめんまはもういない。これもまた辛いだろうなあ。
母ちゃんから言われて庭へ水を撒くあなる。自宅モードのラフなスタイルは先のメガネにノーブラタンクトップです。家だからってブラしないと垂れるよ(笑。重力に逆らっていない絶妙なラインが素晴らしい。てなところへじんたん&ぽっぽ登場、昔どおりに「あなる!」と呼んで水を掛けられる二人、その名で呼ばれたくないオトメゴコロをわかってさしあげて(笑
男二人が家へ入るとメガネを外してブラを着けてシャツを羽織って外面モードへ。この服装変化の細かさもさすが女性シナリオというか、男だけで考えたらこんな描写は思いつかないだろうなあ。あなるに遠慮して影に隠れてるめんまが切ない。
今更のけモンを付き合えと言われてソッポを向くもめんまの名を出されると俯きながらオッケー、壁一面の収納をぽっぽと二人でのけモン探しのシーンは間違えて下着でも出てくるかとドキドキだったけれどこれ全部オタクアイテム!? なるほどめんまが言ったとおりゲームとマンガをたくさん持ってるね(笑。探し出したのけモンGOLDにはきちんと名前が書いてあったり芸が細かい。本当はこういうきちんとした子なのです。ここは遠慮していためんまの手を引いて部屋へ連れて入るじんたんの優しさも良かった。この懐かしい空間を共有させてあげたい、というかじんたん自身もめんまと一緒にここにいたかったのでしょう。

というわけでさっそく二人でプレイ開始。するとめんまはあなるのゲーム機に例のシールを見つけ…「大嫌い」と言いながら一度剥がしたシールをテープで留めた跡はあなるの本心が溢れていますね。このテープを貼っているときのあなるの表情・気持ちを想像するとそれだけで涙腺ダムが放水を始めて困る。加えてめんまの表情が反則すぎ、凄い破壊力だねこりゃ。それはそうとぽっぽは何しに来たんだ? どんだけフリーダムなんだ(笑
「やった! じんたん! いえー!」
しばし黙々とプレイ後に見事モンスターをゲット、歓喜の声と共にハイタッチするとここであなるは思わず「じんたん」と呼んでしまう。長い間いろんなしがらみで距離を置いていたけれどきっかけさえあれば一瞬で昔へ戻れる、その直後に二人は我に返ってバツが悪そうな顔になってしまうのもいいねいいね。というかこのワンシーンで私の涙腺ダムはあっさり決壊してしまいました。おっさんはこういうのに弱い。
「学校、来なよ」
そして今回の「見返り」へ。あなるがいい子すぎてムネがでかい、じゃなくて苦しい。そして通信ケーブルを繋ぐ段にてじんたんの肘が触れるとこの表情です。何だか見ているだけでドキドキが止まらなくてヤバイ。あまずっぺー! この表情で見つめられて何も察しないじんたんは地獄の業火で焼かれるべき(笑。というわけでじんたんは恋愛スキルに関しても小学生で止まっているみたい。
ずっと憧れていたじんたんとの通信、あなるにとって今日ののけモン大会は特別な意味を持つことでしょう。現れたモンスターが「なかよしきんぐ」ってのも憎い演出でした。てな光景を見ていためんまは極上笑顔で「よかったね、じんたん」、子供の頃のように仲良くはしゃいでいるじんたんへ向けられた祝福の言葉は見ているこっちもほっこりさせられました。これを機に見えない壁が崩れていけばいいのだけれどそう簡単にはいかないのだろうなあ。
というかゆきあつがヤバすぎる。
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よかったね、じんたん。

めんまを追ったじんたんは夜の秘密基地にてぽっぽと再会、高校へも行かず世界を放浪しているというぽっぽは無邪気に再会を喜んでいます。ちびすけだった子供時代から身体は大きく成長し、また自分がしたいことを自分の力で切り拓く行動力も持ち、しかしそんな彼は落ちぶれたじんたんに対し他のメンツと違って以前のノリのまま。そんなぽっぽに照れるような気まずいようなじんたんの表情は見ていて少々辛い。ぽっぽはめんまの話も微塵も疑いもせず素直に信じて「黄泉がえり!?」と大喜び…変わってしまった仲間たちに置いて行かれ、長らく立ち止まっていたじんたんにとって彼の「変わらなさ」は大きな救いになることでしょう。
さて前回EDにてチラリと映った夜遊びあなる。あのまま夜のクラブ活動にでも出張るのかと思いきやバーガーショップで友達とのダベりとはかわいいものでした。通りから見える三人並んだ脚のカットは各キャラの性格がよくわかります。だらしなく脚を開いた子、脚を組んだ子はいかにも遊んでる風、しかしあなるはきっちり膝を閉じてお行儀良く座っています。やはり基本的にいい子なのだろうな、とこのワンカットだけで想像が止まりません。
そのダベりにて友達たちがじんたんのことをボロクソに言う中、あなるはさりげなくフォローを入れます。ああもうかわいいなあああ。面と向かえばあれだけ言いたい放題なのにこういう所で本音がチラリ、フォローで見せるガラスに映った表情はこれがあなるの本当の顔なのだろうね。「真実を映す鏡」の演出が効いてます。「今頃鳴子でエロいこと考えてるよ?」と言われてびっくり赤面もかわいいかわいい。友達に影響されて派手な恰好をしているけれど中身はこのとおりなのでしょう。あはは。
そんな騒ぎの隣でイライラしているメガネ女…つるこの性格からしてこの席取りは偶然じゃないんだろうなあ。わざとらしく忘れられたノートも然り。そのノートを届けようと店を出たあなるが「つる…鶴見さん!」とつい昔のニックネームを呼びそうになる一瞬がナントモ切ない。ノートを持って追い付いたあなるに対しつるこは大上段から一閃、続けてめんまの名を出す辺りこれもまたわざと煽っているのだろうね。誰も彼も今だにめんま、死んだ子にいつまでも拘るみんな、死んでなお影響を与え続けているめんまに対するジェラシーみたいな感情でしょうか。あなるへ当てつけるように言い放っていたけれど9割方ゆきあつに対するもののような。
めんまの名を出されたあなるがつるこを怒鳴るカットは背後からアオリ気味に一列に映してあなるの興奮を演出、自分で言って自分で泣いちゃうあなるが愛おしすぎてどうしたものか。結果的にめんまの死のスイッチになってしまった自責、こういうトラウマはそう簡単に解消できることではないだろうなあ。その一方で始終冷めた表情のつること対称的ですが、彼女もまたいろいろ思うところがありそうで切ない。というか子供の頃からドロドロした仲間内だね。男女六人の五角関係、その輪から一人外れていたぽっぽが今でも子供心を失っていないってのはある意味自明かもしれない。

ゲームやマンガをたくさん持ってる優しいあなるは現在ゲームショップでバイトですか。なるほど天職(笑。ぽっぽの提案で「のけモン GOLD」のレアモンスターを狩ることになったじんたんが訪れたゲームショップにてちょうどバイト入りのあなると遭遇、ここであなるは商品袋を離さずじんたんに話しかけようとするけれど次の言葉が出て来ない。言いたいことがたくさんあるだろうにいざ面と向かうと素直になれない。いろんなしがらみが彼女の心に鍵を掛けているのだなあ。こういうのは見ていて胸が苦しくなります。
のけモンGOLDを入手したじんたんはめんまを気に掛けながらプレイ開始、一方のめんまは自宅へ帰るとお母さんを悲しませてしまうため街をうろうろ…人間には姿が見えないけれど犬には見えるとはいかにも…結局めんまはじんたんの所へ戻ってきました。寝オチしてしまったじんたんの手にのけモンを見つけ、その思いに満面笑顔のめんまは絶品でした。覚えていてくれたことが嬉しいのだろうなあ。でもそれはぽっぽの入れ知恵です(笑

寝て起きたじんたんが見たのは湯上がりめんま。タオル一枚で無邪気に近寄るめんまにじんたんは大赤面でしどろもどろ…身体は成長しても(一部成長していません)思考は子供のままなので恥じらいの概念がまだ無いのでしょう。これはある意味始末が悪い(笑。てな所へぽっぽ登場、朝から焼肉をドカドカ食うぽっぽは逞しいね。その横からめんまもパクッと…この時じんたん以外の目にはどういう光景が映っているのだろう? 空中で肉が消える? 絶妙なタイミングでぽっぽの視線がズレているためこの怪奇現象に気付かないってな作りが憎い(笑
自室のあなるはメガネ着用です。メガネコンプレックスから普段はコンタクトなのね。子供時代まんまのダサメガネがかわいい! 一見垢抜けて見え、子供時代から変わったようで、実はじんたん同様「あの日」から時計が止まっているあなるを象徴するメガネです。そしてめんまへの思いを浮かべながらみんなの写真に手を添え…

ちっちゃくて白くてかわいくてサラサラ髪のめんま、いつもじんたんと通信ケーブルで繋がっているめんまが大好きだけど大嫌い。めんまがくれたお揃いのシールを家へ帰ってカリカリと剥がそうとする後姿は何と切ない、切なすぎる。そしてめんまはもういない。これもまた辛いだろうなあ。
母ちゃんから言われて庭へ水を撒くあなる。自宅モードのラフなスタイルは先のメガネにノーブラタンクトップです。家だからってブラしないと垂れるよ(笑。重力に逆らっていない絶妙なラインが素晴らしい。てなところへじんたん&ぽっぽ登場、昔どおりに「あなる!」と呼んで水を掛けられる二人、その名で呼ばれたくないオトメゴコロをわかってさしあげて(笑
男二人が家へ入るとメガネを外してブラを着けてシャツを羽織って外面モードへ。この服装変化の細かさもさすが女性シナリオというか、男だけで考えたらこんな描写は思いつかないだろうなあ。あなるに遠慮して影に隠れてるめんまが切ない。
今更のけモンを付き合えと言われてソッポを向くもめんまの名を出されると俯きながらオッケー、壁一面の収納をぽっぽと二人でのけモン探しのシーンは間違えて下着でも出てくるかとドキドキだったけれどこれ全部オタクアイテム!? なるほどめんまが言ったとおりゲームとマンガをたくさん持ってるね(笑。探し出したのけモンGOLDにはきちんと名前が書いてあったり芸が細かい。本当はこういうきちんとした子なのです。ここは遠慮していためんまの手を引いて部屋へ連れて入るじんたんの優しさも良かった。この懐かしい空間を共有させてあげたい、というかじんたん自身もめんまと一緒にここにいたかったのでしょう。

というわけでさっそく二人でプレイ開始。するとめんまはあなるのゲーム機に例のシールを見つけ…「大嫌い」と言いながら一度剥がしたシールをテープで留めた跡はあなるの本心が溢れていますね。このテープを貼っているときのあなるの表情・気持ちを想像するとそれだけで涙腺ダムが放水を始めて困る。加えてめんまの表情が反則すぎ、凄い破壊力だねこりゃ。それはそうとぽっぽは何しに来たんだ? どんだけフリーダムなんだ(笑
「やった! じんたん! いえー!」
しばし黙々とプレイ後に見事モンスターをゲット、歓喜の声と共にハイタッチするとここであなるは思わず「じんたん」と呼んでしまう。長い間いろんなしがらみで距離を置いていたけれどきっかけさえあれば一瞬で昔へ戻れる、その直後に二人は我に返ってバツが悪そうな顔になってしまうのもいいねいいね。というかこのワンシーンで私の涙腺ダムはあっさり決壊してしまいました。おっさんはこういうのに弱い。
「学校、来なよ」
そして今回の「見返り」へ。あなるがいい子すぎてムネがでかい、じゃなくて苦しい。そして通信ケーブルを繋ぐ段にてじんたんの肘が触れるとこの表情です。何だか見ているだけでドキドキが止まらなくてヤバイ。あまずっぺー! この表情で見つめられて何も察しないじんたんは地獄の業火で焼かれるべき(笑。というわけでじんたんは恋愛スキルに関しても小学生で止まっているみたい。
ずっと憧れていたじんたんとの通信、あなるにとって今日ののけモン大会は特別な意味を持つことでしょう。現れたモンスターが「なかよしきんぐ」ってのも憎い演出でした。てな光景を見ていためんまは極上笑顔で「よかったね、じんたん」、子供の頃のように仲良くはしゃいでいるじんたんへ向けられた祝福の言葉は見ているこっちもほっこりさせられました。これを機に見えない壁が崩れていけばいいのだけれどそう簡単にはいかないのだろうなあ。
というかゆきあつがヤバすぎる。
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