2011-04-25(Mon)
花咲くいろは #04 青鷺ラプソディー
転校生緒花の初登校。

ライバル旅館(?)ふくやの娘「和倉結名」登場です。

新学期を迎えた緒花は転校先の制服を着て初登校へ、OPでわかっていたけどこちらの学校もセーラー服なのね。ツルシまんまの制服姿を見た徹に「小学生のコスプレ」と言われてカチンと来た緒花はスカートを巻き上げて対抗、晴れて今どきのジョシコーセーらしいスカート丈になりました。あはは。しかし相変わらず芸が細かい描写だなあ。
ホビロンの話題に盛り上がりつつ駅への道すがらで「ふくや旅館」が登場、ガイドブックにも載っているらしい立派な旅館ですが荒い運転で走り去る黒いベンツを見る限り経営者はあまり良い人ではなさげ、と軽く伏線? 駅のサクラを独り占めな緒花は都会で見たサクラを思い出し、孝ちゃんに手を握られたことを思い出し…思い返せばいつも守ってもらっていた、そんな彼からの告白に返事せぬまま離れてしまった緒花がメール返信に黄昏れるのもわかります。
ほどなく学校着。職員室前で緒花と別れた菜子が廊下を歩くと周囲の生徒がクスクス笑ってます。なにこれ菜子っていじめられっ子?と思いきや元凶は「同じクラスになりますように!」と全力でお祈りしてる緒花(笑。恥ずかしくて駆け出す菜子の後姿はローアングルから絶対領域チラリといちいちサービスが良い。

さて教室へ入った緒花を迎えたのは都会からの転校生へ対する羨望の嵐、地方の人は東京に対して何か幻想を持っているのか? ジャストなスカート丈を褒めていたけど女子生徒は揃ってミニスカなので何のことやら。休み時間も緒花を取り囲むクラスメイトたち、変化が無い日常に放り込まれた生贄はさすがに疲れてきた?
「民子姫?」
民子と同室と聞きつけた男子生徒が血相換えて口走った「民子姫」…確かに民子は緒花も認める美少女で、口数少ない冷たい態度もファンからすれば「高嶺の花」に変換されてしまう。白いワンピースの想像図すげえ(笑。ジャージ+ひっつめ髪の日常を知る緒花は苦笑いするしかないけれど「隠し撮り」まで頼まれては…てなところで「やーめーい!」の声と共に「結名姫」が登場しました。OP/EDで既に登場している緑セーターの巻髪少女は緒花のクラスメイト、こちらも姫と呼ばれるだけあってかなりの美少女です。というか出てくる女子キャラはモブ含めて全員美少女だけれど。

緒花の手を引いて教室を抜け出した結名はどこか変わった子でした。インチキくさい関西弁も「エセ関西気分」でやっていただけ、ふくや旅館の跡取り娘と聞いた後も跡継ぎについて「楽しければどっちでもいい」とかなりの気分屋? 天然に見せてじつは腹黒なのか、それとも本当に天然なのかまだ不明なれどトラブルメーカーの素質はありそうな子です。「喜翠荘のかっこいい人」と聞いて次郎丸を思い出す緒花、徹を完全アウトオブ眼中で笑えます。よほど嫌いなのね。
緒花の徹嫌いはその後の民子ウオッチシーンでも発揮されていました。男子生徒からコクられた民子はあっさり却下、食い下がる男子に対して言った「好みのタイプ」は菜子が気付いたようにどう聞いても徹のことですが「立派な人なんだねえ、徹さんとは大違い」と緒花は明後日の方向へ(笑。あはは。徹のことを思い浮かべる民子の横顔がオンナノコすぎて辛い。帰った旅館で串の刺し方を教わる民子の表情もオンナノコすぎて辛い。かわいいなあもう。
男日照りでオーバーヒート気味の巴さんはリミッター外れすぎ、回を重ねるごとに壊れていく巴さんが素敵すぎてどうしましょう。こういう人って旅館モノに無くてはならないキャラですよね。能登さんのノリノリ演技も破壊力抜群で、演じている楽しさが伝わってきます。

リネン室の階段に座って孝ちゃんへの返信に頭を悩ませる緒花。いい文面が浮かばずにじたばたしている脚がいちいち際どいのは蒸し暑いリネン室で裾を捲り上げているからでしょう。自分以外誰もいない場所で油断の姿はひょっこり顔を出した菜子の登場で裾をサッと下ろし、屈伸からのウサギ跳びとごまかす様子が緒花の焦りを感じさせます。
喜翠荘の番傘を差した二人はふくや旅館へお使い、ここで緒花は今回のサブタイトルにある「青鷺」と出会います。パッと見のシルエットは美しいけれどよく見れば灰色で鳴き声もガーガーやかましい青鷺、これがふくやにいる意味を考えると先の展開にドキワクが止まりません。
ふくやのロビーの立派さに緒花はびっくり、見ているこっちはロビーの美術にびっくりです。気合入ってるなあ。しかしこれほど立派な旅館ではライバル視するのも虚しくなりそう。すると現れたふくやの女将さんは緒花たちを一瞥、こちらもまたえらく厳しそうな人であります。はたしてこの人がどう絡んでくるのやら。
女将さんにビビりつつふくやを出ると菜子はホッと一息。あの女将さんが怖くて一人じゃ来れないなんてかわいすぎ、その隣で青鷺にビビってる緒花の話を聞いていないマイペースさも素敵です。あははは。
「神さまが進むべき道を迷子にならないように」
寄り道で連れてこられた神社にて「ぼんぼり祭り」の話は第一話で描かれた緒花の思いとシンクロしています。そんな素敵なお祭りに目をキラキラさせた緒花は菜子に思わず「なこち」と呼び掛けました。このニックネームは緒花考案だったのね。

なこちと呼ばれて一瞬固まった菜子は馴れ馴れしさに怒っているわけではなく、あだ名で呼ばれることが嬉しかったのでした。引っ込み思案な菜子らしいリアクションです。でも子供の頃は「かっぱっぱ」って呼ばれていたんじゃ?
そして民子のあだ名である「みんち」発祥の回想。民子とあだ名で呼び合いたい菜子は候補をメモに書き出して真剣に考えていたらしい。民子の「ホビロン」と同様、変な生真面目さが面白いです。この地方の人は思慮深い、というかこれは社会人としての嗜みを表現しているのでしょう。二人とも仕事でメモを取るのが習慣になっているのだろうね。ともあれそうまでして考えた民子のあだ名「みんちゃん」に初挑戦の瞬間…途中で止まったから「みんち」だったのか(笑。その挽き肉的なあだ名を笑顔で受け入れる民子もいい子です。途中で止まって固まる菜子の表現は通常の作画クオリティが高いだけに効き目抜群でした。きっちり描き込まれた厨房背景と民子に対してモノクロで固まったギャグ菜子が浮きまくる絵面はアニメならではの表現ですし。
菜子と共に料理の配膳をする緒花。描かれていないだけで仲居の仕事を着々と仕込まれている様子が窺えます。すると菜子がその場を離れ、残された緒花は例によって一人で始めてしまうけれど料理の置き方がわからずお悩み。習ってないことを勝手にやりなさんな。学習しない子だなあ。てなところへ現れた徹はいつものようにキツい言葉を投げ付けますが、よくよく聞けば緒花を気遣っているようにも聞こえます。口は悪いけど根は悪い人じゃないのだろうね。
そんな様子を影から見ていた民子は部屋へ入ると緒花をフォロー? 気遣いに感激する緒花でしたが…民子は徹と一緒に仕事したいだけのような。

そしていきなり風呂シーンへ。結名と比べて発育が足りない場所を晒しつつ「民子と仲良くなる作戦」を考える緒花、すると民子が風呂場に入ってきました。民子は湯船の緒花を軽くスルーして洗い場へ、腋からチラリと見えたラインは緒花より発育している? ここで緒花は民子の背中へ徹の悪口をつらつらと続け、ピクッとしたリアクションを「チャンス!」と勘違いして地雷を踏み抜く辺りも空気が読めない緒花らしい。徹の悪口を聞いて怒髪天を突いた民子は思わず「物言いはキツいけど温かくて一生懸命」と徹をフォロー、あれ? どこかで聞いたような? というわけで「民子の好きな人」にようやく気付いた緒花の表情変化・リアクションが面白すぎた。何ということでしょう!
その後の部屋でベッド上段から必死にフォローするも効果なし、ギャグの基本は繰り返しです。あははは。無言でサッサと部屋を出てしまった民子を追いかけても首を絞められてホビロン! すると集合管の音が聞こえ、ふくやの前へ停まった徹の単車のリヤシートに座ったのは何と結名でした。逃げ出す民子、追う緒花、そして立ちはだかる青鷺。いきなりのドロドロ展開にどうするどうなる?
やはり徹の単車は燃やされる運命なのだろうか?(違
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ライバル旅館(?)ふくやの娘「和倉結名」登場です。

新学期を迎えた緒花は転校先の制服を着て初登校へ、OPでわかっていたけどこちらの学校もセーラー服なのね。ツルシまんまの制服姿を見た徹に「小学生のコスプレ」と言われてカチンと来た緒花はスカートを巻き上げて対抗、晴れて今どきのジョシコーセーらしいスカート丈になりました。あはは。しかし相変わらず芸が細かい描写だなあ。
ホビロンの話題に盛り上がりつつ駅への道すがらで「ふくや旅館」が登場、ガイドブックにも載っているらしい立派な旅館ですが荒い運転で走り去る黒いベンツを見る限り経営者はあまり良い人ではなさげ、と軽く伏線? 駅のサクラを独り占めな緒花は都会で見たサクラを思い出し、孝ちゃんに手を握られたことを思い出し…思い返せばいつも守ってもらっていた、そんな彼からの告白に返事せぬまま離れてしまった緒花がメール返信に黄昏れるのもわかります。
ほどなく学校着。職員室前で緒花と別れた菜子が廊下を歩くと周囲の生徒がクスクス笑ってます。なにこれ菜子っていじめられっ子?と思いきや元凶は「同じクラスになりますように!」と全力でお祈りしてる緒花(笑。恥ずかしくて駆け出す菜子の後姿はローアングルから絶対領域チラリといちいちサービスが良い。

さて教室へ入った緒花を迎えたのは都会からの転校生へ対する羨望の嵐、地方の人は東京に対して何か幻想を持っているのか? ジャストなスカート丈を褒めていたけど女子生徒は揃ってミニスカなので何のことやら。休み時間も緒花を取り囲むクラスメイトたち、変化が無い日常に放り込まれた生贄はさすがに疲れてきた?
「民子姫?」
民子と同室と聞きつけた男子生徒が血相換えて口走った「民子姫」…確かに民子は緒花も認める美少女で、口数少ない冷たい態度もファンからすれば「高嶺の花」に変換されてしまう。白いワンピースの想像図すげえ(笑。ジャージ+ひっつめ髪の日常を知る緒花は苦笑いするしかないけれど「隠し撮り」まで頼まれては…てなところで「やーめーい!」の声と共に「結名姫」が登場しました。OP/EDで既に登場している緑セーターの巻髪少女は緒花のクラスメイト、こちらも姫と呼ばれるだけあってかなりの美少女です。というか出てくる女子キャラはモブ含めて全員美少女だけれど。

緒花の手を引いて教室を抜け出した結名はどこか変わった子でした。インチキくさい関西弁も「エセ関西気分」でやっていただけ、ふくや旅館の跡取り娘と聞いた後も跡継ぎについて「楽しければどっちでもいい」とかなりの気分屋? 天然に見せてじつは腹黒なのか、それとも本当に天然なのかまだ不明なれどトラブルメーカーの素質はありそうな子です。「喜翠荘のかっこいい人」と聞いて次郎丸を思い出す緒花、徹を完全アウトオブ眼中で笑えます。よほど嫌いなのね。
緒花の徹嫌いはその後の民子ウオッチシーンでも発揮されていました。男子生徒からコクられた民子はあっさり却下、食い下がる男子に対して言った「好みのタイプ」は菜子が気付いたようにどう聞いても徹のことですが「立派な人なんだねえ、徹さんとは大違い」と緒花は明後日の方向へ(笑。あはは。徹のことを思い浮かべる民子の横顔がオンナノコすぎて辛い。帰った旅館で串の刺し方を教わる民子の表情もオンナノコすぎて辛い。かわいいなあもう。
男日照りでオーバーヒート気味の巴さんはリミッター外れすぎ、回を重ねるごとに壊れていく巴さんが素敵すぎてどうしましょう。こういう人って旅館モノに無くてはならないキャラですよね。能登さんのノリノリ演技も破壊力抜群で、演じている楽しさが伝わってきます。

リネン室の階段に座って孝ちゃんへの返信に頭を悩ませる緒花。いい文面が浮かばずにじたばたしている脚がいちいち際どいのは蒸し暑いリネン室で裾を捲り上げているからでしょう。自分以外誰もいない場所で油断の姿はひょっこり顔を出した菜子の登場で裾をサッと下ろし、屈伸からのウサギ跳びとごまかす様子が緒花の焦りを感じさせます。
喜翠荘の番傘を差した二人はふくや旅館へお使い、ここで緒花は今回のサブタイトルにある「青鷺」と出会います。パッと見のシルエットは美しいけれどよく見れば灰色で鳴き声もガーガーやかましい青鷺、これがふくやにいる意味を考えると先の展開にドキワクが止まりません。
ふくやのロビーの立派さに緒花はびっくり、見ているこっちはロビーの美術にびっくりです。気合入ってるなあ。しかしこれほど立派な旅館ではライバル視するのも虚しくなりそう。すると現れたふくやの女将さんは緒花たちを一瞥、こちらもまたえらく厳しそうな人であります。はたしてこの人がどう絡んでくるのやら。
女将さんにビビりつつふくやを出ると菜子はホッと一息。あの女将さんが怖くて一人じゃ来れないなんてかわいすぎ、その隣で青鷺にビビってる緒花の話を聞いていないマイペースさも素敵です。あははは。
「神さまが進むべき道を迷子にならないように」
寄り道で連れてこられた神社にて「ぼんぼり祭り」の話は第一話で描かれた緒花の思いとシンクロしています。そんな素敵なお祭りに目をキラキラさせた緒花は菜子に思わず「なこち」と呼び掛けました。このニックネームは緒花考案だったのね。

なこちと呼ばれて一瞬固まった菜子は馴れ馴れしさに怒っているわけではなく、あだ名で呼ばれることが嬉しかったのでした。引っ込み思案な菜子らしいリアクションです。でも子供の頃は「かっぱっぱ」って呼ばれていたんじゃ?
そして民子のあだ名である「みんち」発祥の回想。民子とあだ名で呼び合いたい菜子は候補をメモに書き出して真剣に考えていたらしい。民子の「ホビロン」と同様、変な生真面目さが面白いです。この地方の人は思慮深い、というかこれは社会人としての嗜みを表現しているのでしょう。二人とも仕事でメモを取るのが習慣になっているのだろうね。ともあれそうまでして考えた民子のあだ名「みんちゃん」に初挑戦の瞬間…途中で止まったから「みんち」だったのか(笑。その挽き肉的なあだ名を笑顔で受け入れる民子もいい子です。途中で止まって固まる菜子の表現は通常の作画クオリティが高いだけに効き目抜群でした。きっちり描き込まれた厨房背景と民子に対してモノクロで固まったギャグ菜子が浮きまくる絵面はアニメならではの表現ですし。
菜子と共に料理の配膳をする緒花。描かれていないだけで仲居の仕事を着々と仕込まれている様子が窺えます。すると菜子がその場を離れ、残された緒花は例によって一人で始めてしまうけれど料理の置き方がわからずお悩み。習ってないことを勝手にやりなさんな。学習しない子だなあ。てなところへ現れた徹はいつものようにキツい言葉を投げ付けますが、よくよく聞けば緒花を気遣っているようにも聞こえます。口は悪いけど根は悪い人じゃないのだろうね。
そんな様子を影から見ていた民子は部屋へ入ると緒花をフォロー? 気遣いに感激する緒花でしたが…民子は徹と一緒に仕事したいだけのような。

そしていきなり風呂シーンへ。結名と比べて発育が足りない場所を晒しつつ「民子と仲良くなる作戦」を考える緒花、すると民子が風呂場に入ってきました。民子は湯船の緒花を軽くスルーして洗い場へ、腋からチラリと見えたラインは緒花より発育している? ここで緒花は民子の背中へ徹の悪口をつらつらと続け、ピクッとしたリアクションを「チャンス!」と勘違いして地雷を踏み抜く辺りも空気が読めない緒花らしい。徹の悪口を聞いて怒髪天を突いた民子は思わず「物言いはキツいけど温かくて一生懸命」と徹をフォロー、あれ? どこかで聞いたような? というわけで「民子の好きな人」にようやく気付いた緒花の表情変化・リアクションが面白すぎた。何ということでしょう!
その後の部屋でベッド上段から必死にフォローするも効果なし、ギャグの基本は繰り返しです。あははは。無言でサッサと部屋を出てしまった民子を追いかけても首を絞められてホビロン! すると集合管の音が聞こえ、ふくやの前へ停まった徹の単車のリヤシートに座ったのは何と結名でした。逃げ出す民子、追う緒花、そして立ちはだかる青鷺。いきなりのドロドロ展開にどうするどうなる?
やはり徹の単車は燃やされる運命なのだろうか?(違
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