2011-04-26(Tue)
神のみぞ知るセカイII #03 地区長、来たる。
苦悩する優等生地区長。

待望のハクア登場です。
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待望のハクア登場です。
前回引きにてパァッと登場したハクア。第一期最終回ラストカットから引っ張ってきた、原作でも人気が高いらしい紫色の悪魔がようやく本編に降臨しました。原作未読のため私はハクアがどういうキャラなのか全然知らないけれど、このデザインにはかなり惹かれるものがあり、また中の人が早見沙織さんってことで登場を心待ちにしておりました。人気キャラ登場回ってことで総作監に川村女神も入り、作画面でも私の期待はマックスハートです。

さて颯爽と現れたハクアに対しエルシィは友達との再会を素直に喜び、一方のハクアは自らの優秀性を誇示するように「地区長」の腕章を見せつけながら高飛車っぽい表情でエルシィに接しています。そんな様子にエルシィは腐ることなく無邪気に褒め称え、「握手してあげてもいいわよ?」と言われると嬉しそうに握手…学生時代から優秀だったハクアとダメダメだったエルシィのポジション差は卒業後さらに広がってしまった?
そんな話で盛り上がる二人を完全スルーでゲームに集中するオタメガ。エルシィから紹介されて近付いても無視、気を取り直して「握手~」のくだりも無視してゲームに集中するオタメガをハクアは呆れて笑い、同級生の前なのに相変わらずなオタメガにエルシィは「ばかばか、かみさまのばかぁ」とかわいさMAXです。ああエルシィかわいいかわいい。早くも女神作画が炸裂してますね。
「ハクアはどれくらい捕まえたの?」
オタメガを小馬鹿にしながら話題は「捕まえた駆け魂の数」へ。ハクアは言いにくそうなエルシィに問いかけるも逆に聞き返されると一瞬口ごもって「10匹」と答え…見栄を張った嘘を匂わせる表情と演技が良いなあ。嘘を吐くときつい目を逸らしてしまう仕草はハクアの真面目さを表していますね。かわいい! 一方のエルシィは嘘を嘘と見抜けず素直に賞賛、この純粋さはエルシィの魅力だけれどハクア的には辛いかもしれない。
そんなこんなでエルシィが「5匹捕まえた」と聞くとまず「嘘」と思って余裕の表情、しかしその後の会話からエルシィの言葉を真実と悟って表情を変える一連はハクアの動揺をこれでもかと表現していました。優等生で地区長の自分が1匹も捕まえられないのにある意味見下していたエルシィが5匹も捕まえている、しかもエルシィはハクアの嘘を信じて全力で賞賛してくる。自業自得とはいえこりゃキツいよねえ。学校の成績「だけ」がいい優等生は「あるべき自分」と「現実」のギャップに苦悩するわけです。
てなところへドクロベー様(違)から通信。どうやら他地区で捕獲に失敗した駆け魂がエルシィの地区へ逃げてきているとか。さっそく駆け魂捕獲に乗り出すエルシィはハクアを誘うけれど…
「やだ。私は地区長よ。ヒラの悪魔の力なんか必要無いわ」
表情変化を含めたこの様子からしてハクアが逃がしたと言わんばかり(笑

駆け魂探しに学校へ乗り込み、しかしなかなか見つからずベランダで黄昏れるハクア。するとそこへオタメガ登場! いたんですか!? ええずっと。ゲームに集中してこれまでの会話をスルーしていた風だったオタメガはしかししっかり聞いていた。駆け魂を逃がしたのがハクアであることをあっさり見抜いて迫るオタメガ、図星を突かれて視線を外すハクアがオタメガの迫力に思わず目を合わせてしまう一連は画面に引き込まれました。オタメガってば時々無駄にかっこいいから困る。というか顔近いよ!
「ハクアは今も昔も凄いなあ。完璧な悪魔だよ!」
てなところへ飛び込んできたエルシィ。羽衣の目隠しを忘れて飛び回り、着地も下手くそなエルシィへハクアは優等生のお説教、それを聞いたエルシィは素直にゴメンナサイから再びハクアへの賞賛へ。成績や立場は自分のほうが上だけれど実務成績では到底敵わない相手、見栄からつい吐いてしまった「嘘」を根拠に褒められて気まずいハクアの表情がこれまたよろしいなあ。ハクアを信じて無垢に褒めるエルシィの表情がことさら辛いです。
エルシィが飛んで行った後に再びオタメガとの会話。ハクアは駆け魂を逃がしたことを渋々認め、しかしオタメガはそんなことはどうでもよく…このゲームを終わらせるための情報が欲しいと。そういやオタメガは例の首輪で駆け魂狩りに巻き込まれ、言うなれば命懸けのゲームプレイ真っ最中だったんだっけ。そんな設定すっかり忘れていたよ(笑

というわけでハクア&オタメガは駆け魂の痕跡探しに校内捜索を始めました。さすが優等生ハクアはエルシィに使えない術を駆使し、そんな様子をオタメガは一瞬褒めるけれど根本的に興味が無さそうで「早くしろよ」と無愛想極まりありません。あはは。その後の会話でもオタメガに軽くあしらわれてしまうハクア、学生時代から常に一番だった自分をあっさり凌駕する存在に戸惑う表情の数々はどれも絶品でした。女神総作監おそるべし。
校内を探し回ってもなかなか見つからず、教室で一息入れながらここでようやく明かされた「駆け魂」の正体の話へ。新しい地獄・新しい悪魔について説明するハクアの話をオタメガは聞いてねえ!(笑。しかしオタメガはゲームをしながらしっかり聞いており、一を聞いて十を知るとばかりハクアの説明を遮ってその先を言ってしまう。駆け魂狩りの一連をゲーム攻略に見立てたオタメガの処理能力の高さが窺える描写です。落とし神の名は伊達ではない?
「悪魔が成長しきったらどうなるんだ?」
しかしそんなオタメガも読み切れないことがありました。本作にて駆け魂が隠れるのは何故か女子ばかりで、もちろんそれは作劇上の都合が九分九厘なのだろうけれど…成長しきった悪魔は隠れた女の子供として転生するってことでなるほどそれなりの根拠があったのですね。
駆け魂は負のエネルギーがあるところへ集まるのでそういう場所を重点的に探しましょう。再び始めた駆け魂捜索に何だかんだ言いながら鎌で吊して付き合わせるハクアはオタメガを認めているのでしょうね。

逆境どころの点差じゃない島本先生ご協力の逆境ナ○ンのシーン。しかしこれは「負のエネルギー」とは違ってただ弱いだけ、というか負のオーラは出ているけれどピッチャーからは熱いエネルギーしか感じられませんし(笑
そして行き着いた劇場、元々墓地だか古戦場だかでお化けが出るという噂の古びた劇場は確かに負のエネルギーが溜まっていそうな雰囲気に満ちていました。さっそく劇場へ入った二人、ハクアは先頭に立って意気を上げるけれどオタメガはサッサとお帰りの様子で…オタメガへ駆け寄り「何で帰っちゃうのよ!?」と泣きそうなハクアはその表情と早見声が私の食欲を限りなく増進させる絶品でありました。なにこれかわいい! その後もいろいろ理由を付けてオタメガを引き止めるけれど、オタメガはそんな言葉を完全スルーしてハクアを突き放すように…
「お前はもう10匹も駆け魂を捕まえているんだから」
もちろんオタメガはハクアが駆け魂バージンであることをとっくに気付いていたのでしょう。このドSめ(笑。そう言い放たれたハクアはついに真相を話し…優等生だった学生時代とのギャップに苦悩するハクアは先ほどまでと違って弱々しい女の子でした。ぐは! 王道であざとい流れだけれどこれにハートキャッチされるなと言うほうが無理。ここは早見さんの演技も破壊力増幅に貢献していました。見ていてキュンキュンが止まりません。
すると先に劇場内にいたエルシィから緊急連絡が! ハクアたちより先に見つけている辺り実務能力の高さを感じますね。変わり果てた客席とステージの駆け魂にハクアを呼ぶエルシィ、この危険な状況にてはたしてハクアは単なる「優等生」から脱却できるのか。次回が楽しみです。

エンドカード(予告バック)は「まの ひろゆき」氏。せっかくのハクア回なのにハクアを描かない不思議(笑

さて颯爽と現れたハクアに対しエルシィは友達との再会を素直に喜び、一方のハクアは自らの優秀性を誇示するように「地区長」の腕章を見せつけながら高飛車っぽい表情でエルシィに接しています。そんな様子にエルシィは腐ることなく無邪気に褒め称え、「握手してあげてもいいわよ?」と言われると嬉しそうに握手…学生時代から優秀だったハクアとダメダメだったエルシィのポジション差は卒業後さらに広がってしまった?
そんな話で盛り上がる二人を完全スルーでゲームに集中するオタメガ。エルシィから紹介されて近付いても無視、気を取り直して「握手~」のくだりも無視してゲームに集中するオタメガをハクアは呆れて笑い、同級生の前なのに相変わらずなオタメガにエルシィは「ばかばか、かみさまのばかぁ」とかわいさMAXです。ああエルシィかわいいかわいい。早くも女神作画が炸裂してますね。
「ハクアはどれくらい捕まえたの?」
オタメガを小馬鹿にしながら話題は「捕まえた駆け魂の数」へ。ハクアは言いにくそうなエルシィに問いかけるも逆に聞き返されると一瞬口ごもって「10匹」と答え…見栄を張った嘘を匂わせる表情と演技が良いなあ。嘘を吐くときつい目を逸らしてしまう仕草はハクアの真面目さを表していますね。かわいい! 一方のエルシィは嘘を嘘と見抜けず素直に賞賛、この純粋さはエルシィの魅力だけれどハクア的には辛いかもしれない。
そんなこんなでエルシィが「5匹捕まえた」と聞くとまず「嘘」と思って余裕の表情、しかしその後の会話からエルシィの言葉を真実と悟って表情を変える一連はハクアの動揺をこれでもかと表現していました。優等生で地区長の自分が1匹も捕まえられないのにある意味見下していたエルシィが5匹も捕まえている、しかもエルシィはハクアの嘘を信じて全力で賞賛してくる。自業自得とはいえこりゃキツいよねえ。学校の成績「だけ」がいい優等生は「あるべき自分」と「現実」のギャップに苦悩するわけです。
てなところへドクロベー様(違)から通信。どうやら他地区で捕獲に失敗した駆け魂がエルシィの地区へ逃げてきているとか。さっそく駆け魂捕獲に乗り出すエルシィはハクアを誘うけれど…
「やだ。私は地区長よ。ヒラの悪魔の力なんか必要無いわ」
表情変化を含めたこの様子からしてハクアが逃がしたと言わんばかり(笑

駆け魂探しに学校へ乗り込み、しかしなかなか見つからずベランダで黄昏れるハクア。するとそこへオタメガ登場! いたんですか!? ええずっと。ゲームに集中してこれまでの会話をスルーしていた風だったオタメガはしかししっかり聞いていた。駆け魂を逃がしたのがハクアであることをあっさり見抜いて迫るオタメガ、図星を突かれて視線を外すハクアがオタメガの迫力に思わず目を合わせてしまう一連は画面に引き込まれました。オタメガってば時々無駄にかっこいいから困る。というか顔近いよ!
「ハクアは今も昔も凄いなあ。完璧な悪魔だよ!」
てなところへ飛び込んできたエルシィ。羽衣の目隠しを忘れて飛び回り、着地も下手くそなエルシィへハクアは優等生のお説教、それを聞いたエルシィは素直にゴメンナサイから再びハクアへの賞賛へ。成績や立場は自分のほうが上だけれど実務成績では到底敵わない相手、見栄からつい吐いてしまった「嘘」を根拠に褒められて気まずいハクアの表情がこれまたよろしいなあ。ハクアを信じて無垢に褒めるエルシィの表情がことさら辛いです。
エルシィが飛んで行った後に再びオタメガとの会話。ハクアは駆け魂を逃がしたことを渋々認め、しかしオタメガはそんなことはどうでもよく…このゲームを終わらせるための情報が欲しいと。そういやオタメガは例の首輪で駆け魂狩りに巻き込まれ、言うなれば命懸けのゲームプレイ真っ最中だったんだっけ。そんな設定すっかり忘れていたよ(笑

というわけでハクア&オタメガは駆け魂の痕跡探しに校内捜索を始めました。さすが優等生ハクアはエルシィに使えない術を駆使し、そんな様子をオタメガは一瞬褒めるけれど根本的に興味が無さそうで「早くしろよ」と無愛想極まりありません。あはは。その後の会話でもオタメガに軽くあしらわれてしまうハクア、学生時代から常に一番だった自分をあっさり凌駕する存在に戸惑う表情の数々はどれも絶品でした。女神総作監おそるべし。
校内を探し回ってもなかなか見つからず、教室で一息入れながらここでようやく明かされた「駆け魂」の正体の話へ。新しい地獄・新しい悪魔について説明するハクアの話をオタメガは聞いてねえ!(笑。しかしオタメガはゲームをしながらしっかり聞いており、一を聞いて十を知るとばかりハクアの説明を遮ってその先を言ってしまう。駆け魂狩りの一連をゲーム攻略に見立てたオタメガの処理能力の高さが窺える描写です。落とし神の名は伊達ではない?
「悪魔が成長しきったらどうなるんだ?」
しかしそんなオタメガも読み切れないことがありました。本作にて駆け魂が隠れるのは何故か女子ばかりで、もちろんそれは作劇上の都合が九分九厘なのだろうけれど…成長しきった悪魔は隠れた女の子供として転生するってことでなるほどそれなりの根拠があったのですね。
駆け魂は負のエネルギーがあるところへ集まるのでそういう場所を重点的に探しましょう。再び始めた駆け魂捜索に何だかんだ言いながら鎌で吊して付き合わせるハクアはオタメガを認めているのでしょうね。

逆境どころの点差じゃない島本先生ご協力の逆境ナ○ンのシーン。しかしこれは「負のエネルギー」とは違ってただ弱いだけ、というか負のオーラは出ているけれどピッチャーからは熱いエネルギーしか感じられませんし(笑
そして行き着いた劇場、元々墓地だか古戦場だかでお化けが出るという噂の古びた劇場は確かに負のエネルギーが溜まっていそうな雰囲気に満ちていました。さっそく劇場へ入った二人、ハクアは先頭に立って意気を上げるけれどオタメガはサッサとお帰りの様子で…オタメガへ駆け寄り「何で帰っちゃうのよ!?」と泣きそうなハクアはその表情と早見声が私の食欲を限りなく増進させる絶品でありました。なにこれかわいい! その後もいろいろ理由を付けてオタメガを引き止めるけれど、オタメガはそんな言葉を完全スルーしてハクアを突き放すように…
「お前はもう10匹も駆け魂を捕まえているんだから」
もちろんオタメガはハクアが駆け魂バージンであることをとっくに気付いていたのでしょう。このドSめ(笑。そう言い放たれたハクアはついに真相を話し…優等生だった学生時代とのギャップに苦悩するハクアは先ほどまでと違って弱々しい女の子でした。ぐは! 王道であざとい流れだけれどこれにハートキャッチされるなと言うほうが無理。ここは早見さんの演技も破壊力増幅に貢献していました。見ていてキュンキュンが止まりません。
すると先に劇場内にいたエルシィから緊急連絡が! ハクアたちより先に見つけている辺り実務能力の高さを感じますね。変わり果てた客席とステージの駆け魂にハクアを呼ぶエルシィ、この危険な状況にてはたしてハクアは単なる「優等生」から脱却できるのか。次回が楽しみです。

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