2011-05-02(Mon)
花咲くいろは #05 涙の板前慕情
指の痛みは心の痛み。

揺れるオトメゴコロvsブレーキが壊れたホビロン!

衝撃の修羅場引きからその後の朝風景。今さら気付いたけど住み込みなのに私服で出勤してお着替えってのも不思議な光景のような。緒花たちの部屋は客室と同じ建物のはずなのでわざわざ更衣室を使わなくても部屋で着替えりゃ良さそうなもの、しかし今回ラストの揃って退勤シーンもわざわざ私服に着替えて喜翠荘の外へ帰っていましたね。つまり彼女たちは喜翆荘本館と別の建物に住んでいるということで、しかしそうすると今回Bパートにて巴さんに言われて即座に自室へ向かうシーンの辻褄が合わない。いったい緒花たちはどこに住んでいるのだろう? 私が何か見落としているのだろうか?
などとどうでもいいマクラから本編の話へ戻して…修羅場を目撃してしまった緒花は気まずそうに「みん…」と民子に話しかけるもキッツイ視線の先制攻撃に「民子さん…」とあだ名を呼べず、さらに「しゃべるな!声掛けるな!息もするな!」と取り付く島もありません。勢いに呑まれたか言われたとおり実行しちゃう緒花がかわいい(笑。てなところへ女子組が出勤、女が三人集まれば姦しいとは良く言ったもので、民子スキャンダルに興味津々のお二人は聞き耳を光らせて緒花に詰め寄り、よせばいいのに緒花は全部話しちゃった? あはは。てな話にさらに聞き耳立てる者あり、こいつがまた余計なことを!(笑
徹がなぜふくや旅館へ行ったのか。風呂掃除をしながら社会派次郎丸が語った結論は「引き抜き」、そういえば巴さんにも思い当たる節があるとか…厨房での会話を立ち聞きしている様子がいかにも噂好きの仲居っぽくて良いなあ。ほんと旅館モノに無くてはならないキャラですよね。てな引き抜き話に盛り上がる風呂場へ民子が乱入! 徹を一途に信じる民子は鬼おろしを振り上げて否定するけれど、肝心の本人は本日出勤しておらず、次郎丸のいかにもな語り口にシュンとしながら風呂場を飛び出してしまいました。というわけでいつの間にか徹の引き抜きが決定事項になっちゃってて笑う。
徹について黙して語らない蓮さん。事情が判っているのだから同じ板場の民子にくらい教えてあげればいいのにこれだから寡黙キャラは(笑。徹が気になって仕方がない民子は包丁で指を切ってしまって戦線離脱、確かにこの指で料理はできないけれど徹に続いて民子までいなくなって…蓮さん一人で板場を回せるってことは喜翆荘の経営状態を暗に語っておりますね。

巴さんによる民子の過去話。修行させてくれる板場を求めて土下座の民子に蓮さんも女将さんも困り顔でした。そこへ助け船を出し、腕試しでやらせた三枚おろしの酷評にも関わらず頭を下げて板場入りを推してくれた徹。民子の「気持ち」をきちんと汲み、その情熱を気に入ったのか許可に呆ける民子の鼻をつまみ…どうやら徹は気に入った相手の鼻をつまむのが癖というか、不器用な感情表現のようですね。
そんな話を聞いた緒花は巴さんの気遣いもあって民子の様子を見に行きます。徹からもらった包丁を見つめて思うのは自らの不甲斐なさ、この包丁を使える腕前になる前に送り主は去ってしまった。もちろんこの包丁は徹の象徴であって、もらった包丁を一緒の板場で使うオトメの夢も叶わず…てなところへ一直線娘が登場しました。巴さんから聞いた話を持ち出して一気にまくし立てる緒花へホビロン! 徹を追ってふくやへ行きたいけれどそんなことはできない、恋と義理の板挟みに揺れる民子の感情が表情変化に表れていましたね。あまずっぺー! そんなオトメゴコロに構わず全力全開フルブーストな緒花スゲエ…けれど「民子さんは徹さんがいないとダメになるでしょ?」は核心を突きすぎ、民子のプライドごと鬼おろしにかけてしまった緒花は再びホビロンいただきました。あはは。反応待ちの緒花のドヤ顔もいいなあ。自分では良いこと言ったつもりだったのだろうね(笑

若旦那に連れられてのぼんぼり探しシーン。ぼんぼり祭りのぼんぼりには「望み札」が付いており、これはぼんぼり道案内のお礼に神さまが叶えてくれるというものでした。ただし「がんばっている人に限る」そうで、その話を素直に信じた緒花はぼんぼりを持って再び民子の所へ。
指の傷を眺めて黄昏れる民子は爆弾娘の登場に吹っ飛び、「徹さんを連れ戻しに行く!」と息巻く緒花に「タテマエ」を返します。ふくやに引き抜かれるのは名誉なこと、徹さんの邪魔をしたくない…もちろんそれらも民子の正直な気持ちなのだろうけれど、それよりさらに深い気持ちがある。そんな本音を抉る緒花のホビロン返しはなかなか痛快でした。
「がんばってる民子さんのために私も何かしたい」
輝きたいと思っている緒花は民子の輝き、いや「輝きの兆候」を見逃さなかったのでしょう。輝くためにがんばっている民子を通して自分の輝きを見つけたい、という思いもあるのかもしれません。連れ戻すのが無理なら神頼み!とぼんぼりを手渡し、もの凄い勢いでふくやへ向かう緒花…その行く手に立ちはだかる青鷺は結果から見たら本作の良心なのかも(笑。部屋に残された民子はぼんぼりを眺めながら「ホビロン」と言い切れない。緒花の真っ直ぐな気持ちが通じた瞬間でしょうか。

青鷺の妨害にもめげずふくやへ到着した緒花は「たのもーっ!」とカチ込みの雄叫び、その頃マッサージチェアで寛ぐ結名は外の騒ぎに気付き…女将さんとのやり取りからして自由な子だなあ。ふるふる揺れるムネも自由さの表れか(違
玄関先で取り押さえられながらカチ込みが止まらない緒花スゲエ。騒ぎを知って出てきた女将さん&結名を見て緒花はますますボルテージを上げて直訴!直訴! しかしその返答は「引き抜き」ではなく徹には単にヘルプを頼んだだけ…全力空回り、全て緒花のスタンドプレイというお約束どおりのオチでした。インチキ博多弁を使いこなす結名から事情を聞いて崩れていく緒花のトホホっぷりったら(笑。徹との二ケツを問われた結名は「乗りたかっただけ」とかどこまで自由な子なのだろう。もう使わないヘルメットを緒花に、ってのはフラグの一本目?
ってことは結名が言っていた「喜翆荘のかっこいい人」って誰なんだろ。

「絶対止めます! 今度こそ!」
ヘルプで出掛けただけなので当然のように喜翆荘の厨房へ戻って来た徹。居ない間の引き抜き騒動を毒づき、しかし「本当に引き抜きだったらどうします?」と蓮さんへ。すると後で聞いていた民子が思わず阻止を宣言しました。よく言った民子! 徹の前で正直な気持ちを言えたのは緒花の影響でしょうね。良きかな良きかな。ツッコまれての点目はご愛敬です。その調子で自分の気持ちを上手く表へ出せるようになるといいね。一方寡黙な蓮さんは返事をせぬまま包丁を研ぎ続けていました。ここで何も言わない職人気質、そんなんいちいち口にしたら言葉が安っぽくなるってものです。渋っ。
「結局、引き止めたのはお前一人か」
何だかんだ憎まれ口を言いながら、どうやら徹は緒花のことが気に入っているみたいですね。緒花としては民子のために引き止めたのだけれど、そんな事情を知らない徹は引き止めてくれたことが単純に嬉しかった、自分に関心を持ってくれていることが嬉しかったのかな。というわけでフラグ二本目が立った?
そして民子のデレ。三人並んでの仕事帰りに「みんち」の使用許可が下り、その代わり緒花をあだ名で呼ぶ、だから今すぐ自己申告しろと…何という不器用な友達宣言でしょう。かわいいよみんち。ここで望み札を手渡したのは緒花の「がんばり」を認めた、だから書かれたこと(あだ名)を叶えてあげるということでしょうね。しかし緒花はあれこれ考えているうちに時間切れ終了、望み札を取り上げた民子へ「みんち! みんち!」と呼び続ける声はじゃれ合っているような楽しそうな。よかったね、はなち(笑
緒花からの返信メールが考ちゃんへ着信。寝入った孝ちゃんのベッドには湯乃鷺温泉のパンフレットが広がっていました。はたして孝ちゃんが湯乃鷺へ行く頃、緒花を取り巻く環境はどう変化しているのか? そこへカチ込む孝ちゃんの運命や如何に? 再会シーンが今から楽しみです。
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揺れるオトメゴコロvsブレーキが壊れたホビロン!

衝撃の修羅場引きからその後の朝風景。今さら気付いたけど住み込みなのに私服で出勤してお着替えってのも不思議な光景のような。緒花たちの部屋は客室と同じ建物のはずなのでわざわざ更衣室を使わなくても部屋で着替えりゃ良さそうなもの、しかし今回ラストの揃って退勤シーンもわざわざ私服に着替えて喜翠荘の外へ帰っていましたね。つまり彼女たちは喜翆荘本館と別の建物に住んでいるということで、しかしそうすると今回Bパートにて巴さんに言われて即座に自室へ向かうシーンの辻褄が合わない。いったい緒花たちはどこに住んでいるのだろう? 私が何か見落としているのだろうか?
などとどうでもいいマクラから本編の話へ戻して…修羅場を目撃してしまった緒花は気まずそうに「みん…」と民子に話しかけるもキッツイ視線の先制攻撃に「民子さん…」とあだ名を呼べず、さらに「しゃべるな!声掛けるな!息もするな!」と取り付く島もありません。勢いに呑まれたか言われたとおり実行しちゃう緒花がかわいい(笑。てなところへ女子組が出勤、女が三人集まれば姦しいとは良く言ったもので、民子スキャンダルに興味津々のお二人は聞き耳を光らせて緒花に詰め寄り、よせばいいのに緒花は全部話しちゃった? あはは。てな話にさらに聞き耳立てる者あり、こいつがまた余計なことを!(笑
徹がなぜふくや旅館へ行ったのか。風呂掃除をしながら社会派次郎丸が語った結論は「引き抜き」、そういえば巴さんにも思い当たる節があるとか…厨房での会話を立ち聞きしている様子がいかにも噂好きの仲居っぽくて良いなあ。ほんと旅館モノに無くてはならないキャラですよね。てな引き抜き話に盛り上がる風呂場へ民子が乱入! 徹を一途に信じる民子は鬼おろしを振り上げて否定するけれど、肝心の本人は本日出勤しておらず、次郎丸のいかにもな語り口にシュンとしながら風呂場を飛び出してしまいました。というわけでいつの間にか徹の引き抜きが決定事項になっちゃってて笑う。
徹について黙して語らない蓮さん。事情が判っているのだから同じ板場の民子にくらい教えてあげればいいのにこれだから寡黙キャラは(笑。徹が気になって仕方がない民子は包丁で指を切ってしまって戦線離脱、確かにこの指で料理はできないけれど徹に続いて民子までいなくなって…蓮さん一人で板場を回せるってことは喜翆荘の経営状態を暗に語っておりますね。

巴さんによる民子の過去話。修行させてくれる板場を求めて土下座の民子に蓮さんも女将さんも困り顔でした。そこへ助け船を出し、腕試しでやらせた三枚おろしの酷評にも関わらず頭を下げて板場入りを推してくれた徹。民子の「気持ち」をきちんと汲み、その情熱を気に入ったのか許可に呆ける民子の鼻をつまみ…どうやら徹は気に入った相手の鼻をつまむのが癖というか、不器用な感情表現のようですね。
そんな話を聞いた緒花は巴さんの気遣いもあって民子の様子を見に行きます。徹からもらった包丁を見つめて思うのは自らの不甲斐なさ、この包丁を使える腕前になる前に送り主は去ってしまった。もちろんこの包丁は徹の象徴であって、もらった包丁を一緒の板場で使うオトメの夢も叶わず…てなところへ一直線娘が登場しました。巴さんから聞いた話を持ち出して一気にまくし立てる緒花へホビロン! 徹を追ってふくやへ行きたいけれどそんなことはできない、恋と義理の板挟みに揺れる民子の感情が表情変化に表れていましたね。あまずっぺー! そんなオトメゴコロに構わず全力全開フルブーストな緒花スゲエ…けれど「民子さんは徹さんがいないとダメになるでしょ?」は核心を突きすぎ、民子のプライドごと鬼おろしにかけてしまった緒花は再びホビロンいただきました。あはは。反応待ちの緒花のドヤ顔もいいなあ。自分では良いこと言ったつもりだったのだろうね(笑

若旦那に連れられてのぼんぼり探しシーン。ぼんぼり祭りのぼんぼりには「望み札」が付いており、これはぼんぼり道案内のお礼に神さまが叶えてくれるというものでした。ただし「がんばっている人に限る」そうで、その話を素直に信じた緒花はぼんぼりを持って再び民子の所へ。
指の傷を眺めて黄昏れる民子は爆弾娘の登場に吹っ飛び、「徹さんを連れ戻しに行く!」と息巻く緒花に「タテマエ」を返します。ふくやに引き抜かれるのは名誉なこと、徹さんの邪魔をしたくない…もちろんそれらも民子の正直な気持ちなのだろうけれど、それよりさらに深い気持ちがある。そんな本音を抉る緒花のホビロン返しはなかなか痛快でした。
「がんばってる民子さんのために私も何かしたい」
輝きたいと思っている緒花は民子の輝き、いや「輝きの兆候」を見逃さなかったのでしょう。輝くためにがんばっている民子を通して自分の輝きを見つけたい、という思いもあるのかもしれません。連れ戻すのが無理なら神頼み!とぼんぼりを手渡し、もの凄い勢いでふくやへ向かう緒花…その行く手に立ちはだかる青鷺は結果から見たら本作の良心なのかも(笑。部屋に残された民子はぼんぼりを眺めながら「ホビロン」と言い切れない。緒花の真っ直ぐな気持ちが通じた瞬間でしょうか。

青鷺の妨害にもめげずふくやへ到着した緒花は「たのもーっ!」とカチ込みの雄叫び、その頃マッサージチェアで寛ぐ結名は外の騒ぎに気付き…女将さんとのやり取りからして自由な子だなあ。ふるふる揺れるムネも自由さの表れか(違
玄関先で取り押さえられながらカチ込みが止まらない緒花スゲエ。騒ぎを知って出てきた女将さん&結名を見て緒花はますますボルテージを上げて直訴!直訴! しかしその返答は「引き抜き」ではなく徹には単にヘルプを頼んだだけ…全力空回り、全て緒花のスタンドプレイというお約束どおりのオチでした。インチキ博多弁を使いこなす結名から事情を聞いて崩れていく緒花のトホホっぷりったら(笑。徹との二ケツを問われた結名は「乗りたかっただけ」とかどこまで自由な子なのだろう。もう使わないヘルメットを緒花に、ってのはフラグの一本目?
ってことは結名が言っていた「喜翆荘のかっこいい人」って誰なんだろ。

「絶対止めます! 今度こそ!」
ヘルプで出掛けただけなので当然のように喜翆荘の厨房へ戻って来た徹。居ない間の引き抜き騒動を毒づき、しかし「本当に引き抜きだったらどうします?」と蓮さんへ。すると後で聞いていた民子が思わず阻止を宣言しました。よく言った民子! 徹の前で正直な気持ちを言えたのは緒花の影響でしょうね。良きかな良きかな。ツッコまれての点目はご愛敬です。その調子で自分の気持ちを上手く表へ出せるようになるといいね。一方寡黙な蓮さんは返事をせぬまま包丁を研ぎ続けていました。ここで何も言わない職人気質、そんなんいちいち口にしたら言葉が安っぽくなるってものです。渋っ。
「結局、引き止めたのはお前一人か」
何だかんだ憎まれ口を言いながら、どうやら徹は緒花のことが気に入っているみたいですね。緒花としては民子のために引き止めたのだけれど、そんな事情を知らない徹は引き止めてくれたことが単純に嬉しかった、自分に関心を持ってくれていることが嬉しかったのかな。というわけでフラグ二本目が立った?
そして民子のデレ。三人並んでの仕事帰りに「みんち」の使用許可が下り、その代わり緒花をあだ名で呼ぶ、だから今すぐ自己申告しろと…何という不器用な友達宣言でしょう。かわいいよみんち。ここで望み札を手渡したのは緒花の「がんばり」を認めた、だから書かれたこと(あだ名)を叶えてあげるということでしょうね。しかし緒花はあれこれ考えているうちに時間切れ終了、望み札を取り上げた民子へ「みんち! みんち!」と呼び続ける声はじゃれ合っているような楽しそうな。よかったね、はなち(笑
緒花からの返信メールが考ちゃんへ着信。寝入った孝ちゃんのベッドには湯乃鷺温泉のパンフレットが広がっていました。はたして孝ちゃんが湯乃鷺へ行く頃、緒花を取り巻く環境はどう変化しているのか? そこへカチ込む孝ちゃんの運命や如何に? 再会シーンが今から楽しみです。
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